梅雨時になると、雨、高湿度、雨による日照時間の減少、低気圧などの気象の中で過ごすことを余儀なくされます。

それらの環境により、人間にとってストレスがが溜まる要因になると言われています。

だるい、気分がスッキリしない、気持ちが塞ぐ、肩がこるなどの、「梅雨だる」の症状が出る季節でもあるのです。

日照時間がもっとも長いのは「夏至」の日で、大抵の場合は梅雨の時期にかさなります。

そんな時期に起こる「梅雨だる」の解消法を、このコラムではご紹介致します。


夏至の知識


梅雨の時期に大抵重なる「夏至」につてい触れておきます。

日本では大体6月21日ころが夏至の日にあたります。

まず夏至の意味は、日長きこと至る(きわまる)」という考え方が、古くからあり「日が長いことは最高である」といった意味を持っていています。

また、暦の上での夏の始まりとされています。

中国から入ってきた「二十四節気(にじゅうしせっき)」は1年を24等分し、それぞれに季節にちなんだ名前をつけます。

この24の地点の中で、夏至は「夏至点」として「冬至点」と並ぶ至点(=分点)の一つとなっています。

尚、二十四節気は暦の見分ける方法なのですが、夏至、冬至だけではなく、立冬、春分、秋分、立春なども入っており、昔の暦が実際の季節とズレがあった為に、それを修正するために作られたのです。

この二十四節気の一つである夏至の日は、太陽の高さが1年間を通して1番高く昇り、昼の時間が最も長く、夜の時間が最も短い日になります。

逆に「冬至」は1年間を通して1番太陽の高さが低く、昼の時間が最も短く、夜の時間が最も長い日になり、「夏至」と比較すると5時間も昼の時間が長くなります。

 

メンタル、神経の切りかえを上手にする


「梅雨だる」を解消するには、1日のリズムを変えることで解消されることがあります。

梅雨の時期は、日照時間が長いので日の出の時間も早くなります。

その分朝早く起きやすい時期でもあります。

通常よりも朝早く起きて、朝日を少し浴びてみましょう。

人間の体は、夜寝ていときや休憩しているときには副交換神経が活発になり、仕事をするなどの行動をしているときには交感神経が活発になります。

普段と気候パターンが変わる梅雨の時期は、この副交感神経と交感神経の活発化の切り替えが上手く働かなくなります。

朝早めに起きて、雨が降っていたら窓辺へ行き、外からの光を浴びること、雨が降っていなければ外に出て10分でもいいので光を浴びましょう。

たとえ曇りでも室内よりは光が強いので効果があります。

これによって、眠っているときに活性化していた副交感神経から交感神経へとスイッチが切り替わります。

神経のサイクル

→睡眠中 - 副交換神経 ー 休息(充電)
→起床~就寝 - 交感神経 - ハイパフォーマンス

朝に交感神経を活性化して「活動モード」にスイッチしたら、今度重要なのは、「休息モード」への切り替えです。

タイミングは「昼休み」「仕事が終わって職場を出るとき」「自宅へ着いたとき」「風呂」などの、生活の中でご自身のモードが切りかわるいくつかのポイントがあると思いますが、そこでしっかりとスイッチすることが重要です。

(1)昼休み

昼休みは、出来るだけ仕事から意識を離しましょう。
できれば職場の人と食事をしないのがおすすめですが、そうもいかないでしょう。

10分でもいいので、近くに公園があれば公園のベンチなどで目をつぶって自分が好きなことを想像する時間をつくると良いです。

そして、それが終わったら、また「活動モード」へと戻しましょう。

このことを意識すると、自分で「活動モード」⇔「休息モード」の切り替えが自在に出来るようになります。

「休息モード」→「活動モード」へとスイッチするときは、両手でほっぺたを叩く、手をこすり合わせるなどの、自分なりの切り替えサインをくつり、それを毎回やりましょう。

心理学で”アンカー“と言うのですが、「休息モード」→「活動モード」へ切り替える際に、毎回同じ動作をしていると、その動作をするだけで、スーッとモードが切り替わるようになります。

(2)仕事が終わって職場を後にするとき

ここでは昼休みと同じです。

「活動モード」→「遊びモード」または「休息モード」へと切り替えましょう。

このモードは自分なりに決めましょう。

出来る範囲で自分は好きなことをしましょう。

スマホのゲーム、好きな本、好きなジャンルの雑誌、音楽、動画、映画、なんでもいいので、自分が好きなことをすると、仕事の「活動モード」から「遊びモード」へと切り替わります。

(3)家に着いたら

家に着いてからのポイントは、ぬるめのお風呂のゆくっと浸かりましょう。

それによって、副交感神経が活性化し、よりリラックスした状態が生まれ、身体のバランスが整っていきます。

そして、睡眠は早く起きた分早めに就寝し充分な睡眠時間を確保しましょう。





身体面での調整


先に述べたのは、メンタルと神経系の調整方法です。

身体面での調整に注意する必要があるのは、体温調整です。

この季節になると、エアコンがかかり始め、電車、車、会社の事務所とエアコンが効きすぎている場合があります。

外のむーっとする天候から一気にエアコンの効いた部屋と移動するので、身体がその変化に対応しきれないことが「梅雨だる」の原因の一つでもあります。

エアコンの効きすぎの部屋では、何か羽織るなどして、出来るだけ身体を冷やさないことが重要です。

 

バランスの良い体を温める食事


食事も「梅雨だる」になる原因の一つになります。

身体を冷やす食べ物はできるだけ避けましょう。

次は体を冷やす食物と温める食物です。

体を冷やす食物(青・白・緑) 体を温める食物(赤・黒・橙)
飲み物 牛乳、豆乳、緑茶、白ワイン、ビール 味噌汁、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、黒ビール
甘味菓子 白砂糖、洋菓子 黒砂糖、ハチミツ、和菓子
炭水化物 うどん、白米、白パン そば、玄米、黒パン
野菜 葉菜(サラダ) 根菜(煮物、漬け物)
果物 南方産(バナナ、パイナップル、ミカン、メロン、マンゴー) 北方産(リンゴ、サクランボ、
ブドウ、プルーン)
魚・肉 白身、脂身 赤身(肉、魚)、魚介(エビ、
カニ、イカ、タコ、貝)
調味料 酢、マヨネーズ 黒酢、塩、醤油、味噌

詳細は自然療法でがんを治してきた「イシハラクリニック」院長“石原結實 ”さんの「体を冷やす食物」と「体を温める食物」を参照ください。
→「体を冷やす食物」と「体を温める食物」

 

雨は副交感神経が活性化する


雨の日は副交感神経が活性化し「活動モード」になりにくいとう生理学的な研究結果があります。

つまり雨が降っている日は「仕事をするのには向かない環境なのです」。

↓は【立体音響・癒しの音】雨樋から落ちる雨の音(雨宿り)の音声です。

これを聞いているとよく分かりますが、気分がうっとりとして、眠くなります。
とても仕事をする気になれなくなります(笑)

雨が降っている日は、もし選択できるならば、職場でじっくりどアイディアを練ったりする仕事に取り組むことが理想です。

雨の日は戦う為の戦略を練るようなテーマでの仕事には、向かない日になのです。

 

まとめ


「梅雨だる」の解消法は、実は特別なものではなく、梅雨の時期以外でも体調を良くする方法です。

ポイントを次にまとめます。

「梅雨だる」解消法の3つのポイント
(1)「休息モード」⇔「活動モード」⇔「遊びモード」これら3つのモードを自分の意志でスイッチする術を身に着け習慣化する。
(2)体温の調整を衣服で行い、体を冷やしすぎないようにする。
(3)体を冷やさないで温める食事を取るように心がける。

メンタル・神経面、身体の体温調整、食事による調整の3つの健康要素に取り組むと、「梅雨だる」の解消だけではなく、健康で元気なメンタルと身体が生まれ、QOLのアップが望めます。

私キアラは、多くの心理学を学び実践し、食事に関しては”石原結實”さんの方法を取り入れていますが、明らかに自分の身体・メンタル面での状態に違いが生まれることを実感しています。

それは特に、体調を崩しやすい季節に於いて顕著にその差が現れます。

もし「梅雨だる」になったときは、それを解消する方法に取り組むきっかけができるので、チャンスです。