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10月20日付けの産経新聞の記事に、「NHKが受信料引き下げを置き去りにして、ネット同時配信実現に躍起になっている」という記事が出ていました。

↓が記事

NHK、受信料値下げは置き去りか 「ネット同時配信」実現に躍起

 

 

この件について、整理したいと思います。


ネット同時配信とは?

NHKネット同時配信_20171020NHKネット同時配信

 

ネット同時配信とは、地上波で放送している番組を同時にインターネット経由でも配信するというもの。

 

パソコンとインターネットがつながる環境若しくは、スマホを持っていれば誰でも見ることが出来ます。

 

TVチューナーは必要ないのです。

 

NHKネット同時配信_20171020産経新聞図2

 

つまり、テレビ離れが進むなかで、テレビを持っていない世帯からもNHKの受信料を取ろうということです。





NHKの発言を時系列に整理

NHKネット同時配信_20171020NHK看板

 

★2016年12月

・ネット常時同時配信が実現した場合、既に受信料を払っているテレビ設置済世帯には新たに受信料を求めない。

・ネットのみの視聴者には受信料を負担してもらう。

・開始時期は2019年(平成31年)。

 

 

★2017年夏

・NHK会長の諮問機関「受信料制度等検討委員会」(座長・安藤英義専修大学大学院教授)がこうした方針に妥当性があるとの答申を出した。

・一定期間は負担を求めない措置を検討する。

・ネット配信は将来的に本来業務とする。

 

 

★2017年9月20日

・ネット常時同時配信の受信料は徴収しない。

・ネット未契約者には視聴を制限する。

・常時同時配信は放送の補完業務と位置付ける

 

 

これのポイントをさらにまとめると

 

★2016年12月

・NHK既契約者 → ネット受信料はなし

・未契約者 → ネット受信料を負担

・配信時期時期 →2019年(平成31年)

・ネット配信 → 本来業務

 

★2017年夏

・「受信料制度等検討委員会」がこうした方針に妥当性があるとの答申を出した。

・一定期間は負担を求めない措置を検討する。

 

・ネット配信 → 補完業務

 

★2017年9月20日

・未契約者 → 視聴制限をして受信料負担はなし

 

 

ここで重要なポイントは

 

(1)ネット同時配信を「本来業務」→「補完業務」へと方針が変わった。

 

(2)未契約者(ネット利用者)への「受信料負担」→「負担はなしに」に変わり、視聴制限を掛ける方針に変わった。

 

(1)についてですが、「補完業務」の場合は全体予算の2.5%までしか、ネット配信には使ってはいけないという決まりがあります。

7,000億円の予算の2.5%なので、NHKの計画では180億円の予算を計画しています。

この180億円制限をなくして、もっと大きな予算でネット同時配信をやる計画を今年の夏前までしていたわけです。

 

しかし、これはアンフェアーだという話になったのです。

 

放送法の元に強制徴収と言う形で得ている巨大な受信料収入7.000億円を、ネット配信につぎ込まれたら、民間のネット配信サービス会社にとってたまったものではないわけです。

 

ネット配信でシェアが高いhuluの規模が大体180億円です。

 

「補完業務」ですら、民間ネット配信サービス会社からしたら、非常に不利な戦いを強いられます。

 

尚、7月の段階で、当時の高市早苗総務大臣が、ネット配信は「放送の補完的な位置づけにすること」とNHK上田良一会長あてに文書を送っています。

 

それと、民放からの猛反発をくらい、今年の7月にNHKは「本来業務」→「補完業務」に方向展開を余儀なくされたのです。

NHKネット同時配信_20171020産経新聞図1

 

(2)については、当初はNHK未契約者に対して、受信料負担をしてもらうとうい前提でネット同時配信をサービス提供することで、その存在意義があったわけですが、視聴制限をかけて見られなくすると言っているので、それだとネット同時配信なんて無用の長物では?との反応がでるのは当たり前です。

 

既に地デジで見ている人にネット配信をすることは、ゼロではないにしても殆ど意味がないわけです。

 

ちなみに、2016年にNHKはネット同時配信のモニターを募り、その利用状況をリサーチしていますが、その利用率はたった6%でした。

 

そのモニターに参加した人たちは普段からNHKを積極的に見ている層です。

 

その人たちですら、たったの6%しかネット同時配信を見ないという事実があります。

 

そもそもテレビを持っていない人たちが何%みるというのでしょうか?

多分ゼロ%に限りなく近い数値がでるでしょう。

 

見る人がゼロに限りなく近いサービスを、多額の予算をとって開始しようとしているわけです。

 

 

 

私なりの考え

NHKネット同時配信_20171020NHKまとめ

 

ネット同時配信は中止すべきです!

 

その理由は、そもそも、テレビがない人はテレビを普段から見ないわけで、そこに無理やりインターネット経由で番組を強制的に見れる環境をつくっても、テレビを見ないという実態は変わるはずもありません。

 

そんな予算があるなら、現状の受信料を値下げすべきです。

 

誰も見ない放送を配信するというのは、甚だしい暴挙と言わざる負えないでしょう。

 

視聴者側から考えて、NHKがネット同時配信をするということの合理的意味、理由が一つも見当たらない状態です。

 

NHKは昭和の時代からそのままの体質で、しぶとく生き残って社会に吸い付く巨大な寄生虫、のような存在です。

 

 

ところで、衆議院選挙では自公が313議席を獲得しました。

 

これだと、ちょっとやばい気がします。

 

来年の国会で、放送法がNHKの目論見通りに変えられてしまわないことを願うのみです。