花火は毎年7~8月に開催されるとことが多いですが、こうのす花火大会は10月に開催されます。
花火大会は夏に行われることが多いですが、10月という暑さがかなり静まったなかで開催されますので、花火の見納めの意味でも見応えがあるタイミングになります。
また、過ごしやすい季節になるので、夏よりもむしろ楽しめるかもしれません。
場所的には東京の中心部から電車で1時間ちょっとの距離なので、県外からも多くの観覧者が訪れ、毎年40万人を超える来場者数を誇る、非常に規模の大きな花火大会でもあります。
このコラムでは「こうのす花火大会」の穴場スポット、混雑状況、時間帯、開催内容についての情報をご紹介致します。
目次
こうのす花火大会の基本情報
まずは「こうのす花火大会」の基本情報をご紹介致します。
項目 | 内容 |
日時 | 2018年10月13日(土) 18:00~ |
打ち上げ場所 | 埼玉県鴻巣市糠田(ぬかた)運動場および荒川河川敷(埼玉県鴻巣市糠田1073-1) |
アクセス | JR高崎線「鴻巣駅」西口下車徒歩約25分 |
駐車場 | 専用駐車場有 |
打上数 | 2万発超 |
雨天時 | 小雨決行、荒天の場合翌日に延期 |
例年の人出 | 40万人 |
有料席 | あり |
問い合わせ | 鴻巣市商工会青年部 電話:048-543-1634 |
❐花火会場のマップ
緑★マーク:観覧感情
オレンジ花火マーク:花火打ち上げ場所
こうのす花火大会の見どころ
こうのす花火大会は、10月という季節に開催するというのが、特徴の一つです。
花火は暑い夏にみるものというイメージがありますが、実は空気が乾燥している方が着火して発色したあとの煙が直ぐに消えるので、花火をきれいに見る時期としては真夏よりも10月のほうが適しています。
世界一大きな花火4尺玉
❐2017年の動画
こうのす花火大会の見どころに一つは、何と言っても日本一の川幅を誇る場所の利点を活かしての、巨大な4尺玉花火です。
直径1mを超える4尺玉は、クレーンを使って筒に収納されます。
その巨大サイズでギネスブックに載った4尺玉は、2016年になんと打ち上げを失敗していますが、2017年にはしっかりと成功しています。
カウントダウンから始まり、3,2,1、点火!の声で、一瞬の静寂のなか、巨大な4尺玉がこうのすの夜空を豪華に飾ります。
花火のサイズ、迫力は他の花火大会とは完全に一線を画します。
300連発と尺玉、3尺玉、尺玉の連続
こうのす花火大会は非常に贅沢な花火大会です。
スタート時点から、ハイペースで色鮮やかで派手な花火たどんどん打ち上げられ、休むまのなくそれが続きます。
そして、なんといってもすごいのは、名物の300連発尺玉打ちです。
これは、300連発に加えて3尺玉、4尺玉も同時に打ち上げられるという、超贅沢な構成になっています。
こんな花火は他にはありません。
フィナーレを飾る鳳蘭乱舞(おおとりらんぶ)
こうのす花火大会の名物「鳳蘭乱舞(おおとりらんぶ)」は、フィナーレを飾るにふさわしい、ど迫力と壮観さに溢れる、最高の花火です。
地元の方の口コミを見ていると、「鳳蘭乱舞」は最高で、それ以外はダメなんてコメントを見かけます。
有料席の内容
お金を払っても良いならば、ぜひ有料席を早めに押さえて購入するのがおすすめです。
当日場所取りに苦労しなくて済みますし、何と言っても大迫力でこうのす花火が見られるのですから。
会場は糠田メイン会場と糠田メイン会場第2会場あります。
糠田メイン会場
画像出典元:http://hanabi-navi.com/
列・ブロック | 観覧席種類 | 入場可能 人数 | 注意 | 金額(税込)※1 |
A-B~E-Bブロック | 升席(ブルーシート) | 4名様まで指定席1.8m×1.8m | イス不可 | 15,000円 |
A-P1~E-P3ブロック | ペアシート席(イス席) | 2名様まで指定席 | ー | 9,000円 |
1-A~4-E | シングルシート(イス席) | 1名様まで指定席 | ー | 5,000円 |
❐購入方法
eプラスでの購入になります。
【購入サイト】
http://eplus.jp/sys/web/s/kounosuhanabi2018/tickets/index.html
糠田メイン会場 第2会場
画像出典元:http://hanabi-navi.com/
❐購入方法
eプラスでの購入になります。
【購入サイト】
http://eplus.jp/sys/web/s/kounosuhanabi2018/tickets/index.html
吉見総合運動公園
❐花火までの直線距離:900m
吉見総合運動公園は、花火大会のオフィシャル駐車場になっており、ここが無料・有料の観覧席が設置されます。
会場へのアクセス
JR鴻巣駅から徒歩で行くことになりますが、下記の時間が通常時での目安になり、花火大会当日は歩行者渋滞が発生するので、倍以上の時間を見ておく必要があります。
画像出典元:http://kounosuhanabi.sakura.ne.jp/
・糠田メイン会場第2会場まで徒歩で35分
・無料観覧会場まで徒歩で20分
・吉見観覧会場まで徒歩で徒歩で45分
【バス】
(1)東武東上線「東松山」駅下車後、バス「鴻巣免許センター(鴻巣駅経由)行き」に乗車(約20分)古名(こみょう)バス停で下車し、徒歩距離約2キロです。
(2)JR高崎線の場合「鴻巣駅」下車後、バス「東松山駅行き」に乗車(約10分)古名(こみょう)バス停で下車し、徒歩距離約2キロです。
駐車場
こうのす花火大会には、臨時特設駐車場が提供されます。
駐車場は2箇所ありますが、トータルで2,200台と来場者が40万人と言われる数値に対して、気休め程度の収容台数です。
開場が9:30~になっているので、車で来てこの駐車場に駐めるには、相当早めに来て、駐めてしまう必要がありますし、駐められたとしても終了後は大渋滞必至ですので、それは覚悟する必要があります。
①糠田メイン会場第2会場駐車場 (こうのす花火大会オフィシャル駐車場)
住所:埼玉県鴻巣市糠田
画像出典元:http://kounosuhanabi.sakura.ne.jp/
・2,000円/1日
・収容台数:200台
・開場時間:9:30~
※駐車場内にも無料観覧場所、有料観覧場所があります。
②吉見総合運動公園 (こうのす花火大会オフィシャル駐車場)
住所:埼玉県比企郡吉見町今泉141
画像出典元:http://kounosuhanabi.sakura.ne.jp/
・料金 2,000円/1日
・収容台数 2,000台
・開場時間 9:30~
※駐車場内にも無料観覧場所、有料観覧場所があります。
交通規制と道路状況
花火がなくても、普段から国道17号線(中山道)は渋滞傾向にあり、57号線、27号線、76号線全てが当日は混雑します。
16頃になると渋滞はどんどん激しくなり、18~21時は交通規制がかかりそのさらに渋滞は激しくなりますので、車でいくなら、いくつか離れた駅の駐車場に駐めて、そこから電車で行くというのがおすすめです。
花火大会のオフィシャル駐車場へ駐めた場合、大渋滞に巻き込まれることは必至ですが、絶対に車で行くという方は、早めに来て、駐車を駐車してから開始時間まで時間を潰すというのも選択肢の一つだと想います。
メインの駐車場の吉見総合運動公園は、観覧席にもなっていますので、便利といえば便利です。
画像出典元:http://kounosuhanabi.sakura.ne.jp/
無料観覧場は?
無料観覧エリアは、花火を楽しむには十分に魅力的な場所ですが、当日はやはり15時ごろには現地に入り、場所取りをしないと立ち見になります。
それと名物の「鳳凰乱舞」は無料観覧席のほうが、よく見えるという口コミが多いのであえて、無料観覧席を選ぶ人もいるほどです。
ですので、有料観覧席よりも無料観覧席のほうがよくないというわけではありません。
穴場スポット
ここでは、こうのす花火大会の穴場鑑賞スポットをご紹介致します。
❐穴場鑑賞スポットマップ
オレンジ花火マーク:打ち上げ場所
緑☆マーク:観覧会場
青マーク:穴場スポット
御成橋付近河川敷
❐花火までの直線距離:1,270m
花火打ち上上げ場所からは少し距離はありますが、十分花火を楽しめる距離です。
尚、本会場よりも鴻巣駅まで少し近いので、花火終了後は一足先に鴻巣駅へ入れるので大混乱は少し避けることができます。
❐鴻巣駅からの徒歩ルート
田間宮小学校付近
❐花火までの直線距離:880m
距離的には、かなり近く大迫力で鑑賞出来るスポットです。
しかし、ある程度混雑するので、早めの場所取りが必要なスポットになります。
本会場より少し鴻巣駅よりにあるので、花火終了後は一足先に鴻巣駅へ到着できます。
❐鴻巣駅までの徒歩ルート
鴻巣西中学校の周辺
❐花火までの直線距離:700m
鴻巣西中学校の周辺には、土手がありそこレジャーシートを敷いて鑑賞することができます。
また、距離的には非常に近く大迫力でみることができます。
さらには、鴻巣駅までも近いので、一足先に駅に到着できます。
❐鴻巣駅までの徒歩ルート
道の駅いちごの里よしみ
❐花火までの直線距離:3,600m
普通の道の駅なので、駐車場、トイレ完備、ドリンク、食べ物がそこで買えます。
距離は遠いですが、車で行くこととと、混雑を避けることを優先するなら、花火会場よりも関越寄りなので、花火終了後に大渋滞を避けて関越に乗りたいのであれば、この選択肢もありだと思います。
❐関越東松山ICまで車のルートマップ
まとめ
こうのす花火大会は、首都圏の方でも十分行ける距離にあるのと、やはり内容が濃くて見応えのある花火になるので、とておおすすめです。
さいたまは名物が少なめですが、そんな中ひときわ輝いているイベントが「こうのす花火大会」だと思います。