米アマゾン・ドットコムが11月1日年、AR(augmented realty、拡張現実)を使ったショッピング機能「AR view」を利用できるようにすると発表した。

 

 

これによって、アマゾンで買い物をする際、アプリ内にあるカメラアイコンをタップしたあと、「AR view」アイコンをタップするとアマゾンで販売している様々な商品の画像が表示される。





表示された商品の中から、興味のあるものをタップすると、その商品がカメラによって映し出されるて、自宅内の画像に重ねて表示される。

 

↓はスピーカーを棚の上に置いた状態をスマートフォンの画面で、確認できてしまう。

 

・スピーカー配置前

・スピーカー配置後

 

スマートフォンに映る商品画像は、画面に映る室内風景に合わせてサイズ調整される。

 

これによって、あたかも商品がそこにあるかのように見える。

 

椅子、棚、机、オブジェなどの商品は実際にそこに置いてみて、そのイメージをしてみることができるし、サイズが合っているかのチェックをすることもできる。

 

画像は3Dで表示され、指で場所を移動したり自由に向きを変えることができる。

 

・椅子を移動させる


 

・椅子の向きを変える


 

商品を置いて、それを見る角度・位置・距離を自由に変えて見ることもできる。

 

・トースターを見る角度を変える

 

 

↓デモ動画

 

尚、この「AR view」は2017年11月5日現在では、iOSのみで提供していて、Android向けのアプリはないが、間もなく用意すると言っています。

 

ARとは”augmented realty”拡張現実の略でこれからこの技術を使ったサービスが増えていく可能性のある分野です。

 

このARアプリの開発をサポートする開発フレームワーク”ARKit”によりARのアプリ開発環境が整い、これからアプリ開発が加速することが予想されます。

 

アマゾンのAR viewも、このARKitを利用しており、対応するiPhoneは、iPhone 6Sシリーズ以降のモデルになります。

 

尚、この「AR view」にを使って購入できるのは今のところ米国のみ。

 

実際に見て触ってから購入する商品はeコマースには向かないという定説がありましたが、amazonはこれを打ち破るのでしょう。

 

amazonができたころは、「本のような単価の低い商品を通販で売るなんて、送料がかかってしまって利益が出ないし、送料を顧客負担にしたら高くて誰も買わない」という意見が多くありました。

 

今や、プライム会員向けに、砂糖や塩などの単価の低い消費材まで、その取扱ラインナップを拡充しています。

 

amazonの今度のチャレンジは、家具・衣料品などの現物を見て触って着てみることで購入される商品をeコマースで売ることなのでしょう。