11月4日発売のiPhone Xのレビュー動画を娘がYou-tubeにアップしてしまったために、アップルの技術者である父が首になった件。
問題の動画は、アップルキャンパス内でiPhone Xを実際に操作し、Face IDを使ってApple Payの決済を行うところをバッチりと撮影しています。
普通のレビュー動画です。
Peterson氏の動画はYouTubeにアップロードされるや瞬く間に話題になり、拡散したわけです。
そりゃそうでしょ!
発売前のiPhone X実機レビュー動画なんて、多分瞬間的に最高価値のあるレビュー動画だよ!
まものあくアップルの要請によって削除はされたものの、動画をダウンロードした複数の第三者がそれを別の場所のアップロードしているので、現在もその動画は見ることができる。
その動画は、特段iPhone Xに関して新しい情報となりうる使用方法や動作は含まれていません。
この動画で問題なのは、父親自身がiPhone Xを操作している様子が撮られているのです。
さらにはiPhone X実機が、従業員だけに配られるバージョンのものであり、本来未公開に画面、アプリ、スタッフ固有のQRコードが記載されているです。
それを、公開してしまったというのは、やはり問題なんでしょう。
それと、一般人が入れるCaffe Macsのようなエリアでも、許可なくキャンパス内で撮影するのは禁止されています。
そのルールを破って従業員が撮影に加担していたということは、重大な問題として捉えられたのだと思います。
Peterson氏の父は無線通信のエンジニアでなので、きっとiPhone Xの開発に情熱を注いでいたはと思われます。
それがたった数分の動画で一発解雇というのは、厳しい処分ですね
TwitterなどSNSを探せば、アップル従業員とみられる人が道路、公園などの他公共のエリアでiPhone Xを手にしている様子が第三者に撮影され投稿されているのも散見されます。
それに対して、Peterson父娘は自らの過失を理解し、アップルの決定に対して悪い感情は持っていないと言ってそうです。
また父は娘に対し一切不快な感情を表さなかったとも語っています。
この辺のセキュリティーの考え方は、従業員用にiPhone Xを配布した時点で、その取扱についての教育を普段からやってオクべきであり、そのことが抜けていたのでしょうかね?
ここで考えてしまうのは、発売前に話題作りのためにやっていて、より世間の関心をiPhone Xに集めるためのマーケティング戦略なんじゃないかと!
こういうマーケティングはアップルはお手の物ですから。
考え過ぎまもしれなせんが、あり得ないはなしではないでしょう。