熱海海上花火大会は、夏だけではなく年中行われている花火大会です。
年間10回以上も開催されていて、そのレベルの高さは日本一を誇ります。
また、山に囲まれたすり鉢状の地形を活かして、花火の音が反響して大きなスタジアムの様な音響効果を生み出し、音の面でも他とは違う体験を生み出す花火大会なのです。
このコラムでは「熱海海上花火大会」の日程・時間、宿、穴場スポットは?混み具合は?駐車場は?などの現地の状況についての情報をご提供いたします。
部屋から花火が見られるおすすめのホテル・旅館をお探しなら次のコラムをご参照下さい。
目次
「熱海海上花火大会」開催概要
熱海海上花火大会の開催概要は次になります。
開催場所
❐打上げ場所
熱海湾(熱海港7.5m岸壁~海釣り施設)
〒413-0014 静岡県熱海市渚町地先 親水公園ほか
※雨天決行
❐打ち上げポイント
2019年(令和元年)開催日程
季節 | 開催日程 |
春 |
3/31(日)・4/20(土)・5/11(土)・5/26(日)・6/16(日)・6/29(土) |
夏 | 7/26(金)・7/30(火)・8/5(月)・8/8(木)・8/18(日)・8/23(金)・8/30(金) |
秋 | 9/16(月・祝) |
冬 | 12/8(日)・12/15(日) |
開催時間
季節 | 開催時間 |
春 | 20:20~20:45 |
夏 | 20:20~20:50 |
秋 | 20:20~20:45 |
冬 | 20:20~20:45 |
その他
【問い合わせ】
0557-85-2222 (熱海市観光協会)
【駐車場】
隣接市営東駐車場250台ほか
市営P駐車料金:30分100円
熱海海上花火大会の見どころ
熱海の花火の大きな見どころは2つあります。
1つはフィナーレ「大空中ナイアガラ」、もう一つは「打上げ会場」です。
2016/5/14 Digital Starmine in Atami Japan 熱海海上花火大会 デジタルスターマイン
毎回フィナーレを飾るのは「大空中ナイアガラ」ですが、それは仕掛け花火ではなく、会場全体から打上げるスターマイン。
銀色の花火が夜空を埋め尽くし、熱海湾一帯を真っ昼間のように明るく照らし出すのです。
あまりの美しさに瞬きを忘れるほどの感動を覚えてしまうでしょう!
2017 3 11熱海海上花火大会
会場である熱海湾は花火業者さんも絶賛する、日本一の花火打上会場です!
三面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形が、海で上げる花火の音に見事な反響を起こし、大きなスタジアムのような音響効果を生み出します。
熱海海上花火大会の歴史
熱海海上花火大会は、1915年(昭和27年)から開催しています。
1912年(昭和24年)8月31日「キティー台風」による高波で海岸地区の140戸あまりの家屋が流失する災害が起こり、翌年の1913年(昭和25年)には「熱海駅前火災」、更に10日後には中心街の979戸が焼失した大火に見舞われ、その後の復興に向け、地元市民による努力が続きました。
街の復興とその努力に報いるべく、1915年(昭和27年)に花火を打ち上げたのが始まりです。
以来その伝統が受け継がれ、今では一年を通して開催しており、熱海の代名詞となりつつあります。
穴場スポットは?
「熱海海上花火大会」の正規の観覧エリアは下記です。
この正規の観覧エリアは混み合いますが、それなりに席はとれます。
また、エリア外の穴場スポットを次でご紹介します。
(1)熱海サンレモ公園
大きなヤシの木と噴水がある公園です。
観覧エリアよりは少し離れますが、十分花火を楽しめる距離になります。
近隣の駐車場が混むので、早目に行ってクルマを駐めてしまいましょう。
ヤシの木
熱海サンレモ公園から見た、「熱海海上花火大会」
(2)MAO美術館 駐車場
少々打ち上げポイントからは離れていますが、ゆっくりと楽しむにはよいポイントです。
美術館が16:30で閉館し、花火大会当日は駐車場が22:00迄解放されます。
駐車場の収容台数は200台で無料です。
高台にあるので、海の見晴らしは最高です。
歩きだとエスカレーターで登ります。
見晴らしは最高!
(3)熱海城
熱海城は、展望台があり高さは160m程で、見晴らしがよいです。
打ち上げポイント迄は直線距離で800m程になり、熱海サンレモ公園よりも遠くなりますが夜景もキレイなので、花火と一緒に楽しめます。
尚、駐車場からも展望台程ではありませんが、見晴らしはよいので、ここで観賞するのもありです。
入場料 大人900円、小学生450円、4~6歳150円
駐車料金 500円/回
見晴らしは最高!
(4)マリンスパ熱海
プール・温泉に入る施設です。
3階の野外温泉から花火を見ることが出来ます。
熱海サンレモ公園よりも近く、かなりの大迫力で見ることが出来ます。
閉館時間20:00を花火大会当日は21:00に延長しています。
テラスが解放されるので、そこからも見ることが出来ます。
夜景がキレイ!
専用駐車場がないので、近くにある市営和田浜駐車場をご利用することになるので、当日は駐車場も混み合うので早目に行く必要があります。
(5)カフェ&レストランNagisa
テラスから目に前で花火を見ることが出来ます。
料金:観覧席(1ドリンク付)3,000円、ディナーコス付5,000円
テラス席。
(6)囲炉茶屋
囲炉茶屋は魚料理のお店ですが、ここから花火を見ることができます。
席によって見えにくいとところと、見えやすいところがありますが、食事が終わったらら、見えやすい窓際に移動させてくれます。
早めに予約しておくと安心です。
住所:静岡県熱海市田原本町2-6
電話番号:0557-81-6433
(7)花火鑑賞クルーズ
花火鑑賞クルーズという企画が販売されています。
時間は1時間15分のクルーズで、その間花火がよく見えるようなポジションを選びながら、航行してれ花火までの距離は激近です。
普通にナイトクルーズと花火を同時に楽しめる。
料金金:3,900円(税抜き)
花火が見られるホテル
熱海には、「熱海海上花火大会」を楽しむことができるホテルが多数あります。
同旅館協同組合加盟施設の宿泊者の方は、宿泊者専用無料観覧席が用意されます。
※7~9月の開催のみ。
熱海海上花火大会を部屋や屋上から、最高に楽めるホテル・旅館の情報は↓になりますのでご参照下さい。
客室から花火が観賞できる熱海のホテル・宿
◆花火観賞付プランがあるホテル
熱海には花火観賞付プランがあるホテルが多数あります。
熱海のホテル予約は↓
有料席(7月・8月分のみの設定)
購入
有料席は次の通りに販売されています。
前売り券:1,300名分
当日券:300名分
夏季の花火大会は「熱海温泉ホテル旅館協同組合」に加盟している宿泊施設へ宿泊した場合、希望者した方へ親水公園に宿泊者用観覧席を提供してくれます。
尚、宿泊施設の部屋から見える場合があるので、予約する前にその辺のことを聞いてからなされることをオススメします。
・購入方法
店頭販売:全国のセブンイレブン
ネット販売:セブンチケットサイト
http://7ticket.jp/g/000424
当日券は17:00まで受付
当日券は17:30~有料席入り口(親水公園イベント中央公園)販売しています。
有料席のエリア
人数の割当
親水公園レインボーデッキ:定員1,600名(各日)
前売り券、当日券:1枚1,000円(3歳以下無料)
※エアークッション付き
当日17:30より入場可、エリア内全席自由席なので場所を取る必要があります。
駐車場は?
「熱海海上花火大会」には特設駐車場ないので、周辺の有料駐車場に駐めます。
↓は熱海駐車場マップです
主要な駐車場と収容台数をあげると。
東駐車場(320台)
第1親水公園駐車場(50台)
第2親水公園駐車場(95台)
和田浜駐車場(125台)
清水町駐車場(31台)
初川駐車場(38台)
中央町駐車場(57台)
熱海駅前駐車場(70台)
来の宮駐車場(83台)
親水公園駐車場は、混雑する上に出庫は歩行者優先で時間がかかるので、駐車台数の多い東駐車場がオススメです。
屋台は出てるの?
会場の親水公園スカイデッキ・レインボーデッキの周辺や熱海サンビーチの周辺、ホテルが並ぶエリアに何件か出ています。
駅からビーチまでの間にも出ています。
しかし、数としては少なめです。
出店時間は、夕方前~花火終了までです。
メニューとしては、焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、焼き鳥、イカ焼き、フランクフルト、ポテト、唐揚げ、サザエ、ゲソ上げ、ジャがパター、ベビーカステラ、焼きとうもろこしなど。
まとめ
(1)観賞ポイントは、正規の観覧エリアも混みますが、ちゃんと見れます。
(2)観覧エリアじゃないところにも観賞ポイントた沢山あります。
(3)観覧エリア以外の場所にクルマで行く場合は、駐車場が混むので早目にいく。
(4)ホテル・旅館でみることが出来るので、予約サイトから探してみる。
「熱海海上花火大会」はそれなりに混雑はしますが、花火をみにくる大人数をこの熱海という街がちゃんと受けとめてくれるのです。
日本一と言われる打ち上げ花火を、温泉につかりながら、展望台から、観覧席からと、色々なロケーションを選べるのです。
さらには季節も選べます。
真夏の花火もいいですし、真冬の花火もいいです。
「大空中ナイアガラ」「スターマイン」をみて、感動しましょう!
ホテル選びも大事です。