24時間単位でスマートフォン、デジカメなどのデジタル家電品、白物家電品を対象にした保険サービスを利用するためのオンデマンド型アプリ[Warrantee Now」がリリースされました。
このサービスをリリースするのはベンチャー企業の株式会社Warrantee(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役:庄野 裕介、以下 ワランティ)で、2017年11月1日にこのアプリを出しました。
「Warrantee Now」は、必要なものに必要な期間だけ保険に加入することができる、新しいオンデマンド型保険アプリです。
保険サービスそのものは、今年の夏にはリリースされていましたが、それを使うアプリが今回で出ました。
従来の保険は商品購入時にしか加入を受け付けてくれず、その内容も故障のみが対象で、自損・水没などの損失に対しては保険対象外でした。
このアプリ(サービス)は、1日わずか30円台から、スマートフォン上でいつでも加入および解約ができるようになっています。
このサービスの概要については、次の記事に書いておりますので、そちらをご参照願います。
詳細なQ&Aはこちら
このコラムでは、ワランティナウの具体的な使い方、利用内容について解説させて頂きます。目次
登録方法は?
アプリをスマートフォンへインストールして、会員登録をします。
会員登録の手順
Step1 アプリをインストールし起動すると、下の画面が出るので、「はじめる」をタップする。
Step2 利用規約の画面が開くので、「規約に同意する」をタップする。
Step3 電話番号、氏名、メールアドレスを入力して、「WarranteeNowを始める」をタップする。
Step5 確認コードを入力すると登録が完了する。
これで、会員登録は完了し、製品を探す画面になる。
製品に保険をかける手順
Step1 登録が完了すると、製品を探す画面が出るのでので、ボタンをタップする。
Step2 製品検索画面から検索する。
Step3 製品リストから保険を掛けたいモノを選択する。
Step4 金額が表示されるので、プランを選択する。
Step5 製品の5秒間の動画をとる。
壊れていないことの証明のため。
撮影したら、内容確認画面がでるので、それをスワイプして申込み完了です。
大まかな、保険を掛ける流れは以上になります。
やってみると、本当にカンタンです。
尚、会員登録には、SMSによる番号認証があるので、SMSが使えない携帯電話の場合は、このサービスには加入できない。
格安スマホのデータプランを使っていて、IP電話で通話をしているという方には、入れないサービスです。
ワランティナウの
ワランティナウにはどんあプランがある?
基本プラン
ワイド | ライトA | ライトB | |
故障 | ◯ | ◯ | - |
破損 | ◯ | - | ◯ |
水濡れ | ◯ | ー | ◯ |
【故障】保険対象物の稼働または電気により発生した損害
《例》・家電を稼働させることで部品が変形したり折れた
・過電流によってショートした 等の事象
※自然の消耗、劣化等による損害は対象となりませんのでご注意ください。
【破損】外的要因が原因となって発生した損害
《例》・保険の対象物を落下させた
・保険の対象物を水没させた 等の事象
修理にはどの程度の日数がかかるか?
故障した製品をワランティへ届けてから、1、2週間程度。
何なん前の商品まで、保証対象になるの?
■故障…デジタル機器 3年/生活家電5年 ■破損・水濡れ…10年
回答
保証対象となる年数は下記の図の通りです。
保険加入対象製品は?
アプリで登録がある製品はすべて。
アプリにない場合は、お問合わせフォームより、登録要望を出すことで登録してもらえることがある。
リクエストフォームURL
https://wnow.force.com/support/s/createrecord/HA_RegistRequest?language=ja
壊れた製品の引取は?
アプリで日時してして、集荷依頼をする。
これからのサービス
ワランティナウは非常に助かるサービスだと思います。
今までは、製品を購入したときに元々付いているメーカー保証はだいたい1年なので、それ以上の保証が欲しければ追加料金を払って3年、5年などの延長保証に入るという選択肢しかありませんでした。
そして、基本は通常使用状態での故障のみが保証対象で、落下、水没などの利用者の使い方によって起きた故障・破損は保証対象外でした。
また、実際に壊れやすいのは3年以上経ってからだったりするので、それ以降だけの保険の方がニーズは高いのですが、画一的にに最初っから入るという選択肢しかありませんでした。
売る側の事情を押し付ける保険だったと言えます。
ワランティナウは日本の長い電気製品の歴史に、ユーザー目線の保証サービスを提供してくれる初めての会社になります。
サービス品質としては、検索しても商品がないことが多く、リクエスト申請ができますが、来週旅行に行くためにデジカメの保険に入ろうとしても、現時点で取扱登録がない製品は、間に合わないでしょう。
膨大にある、家電製品をどこまで網羅して登録できるのかにこのサービスの存続が掛かっていると思います。
対象製品が少ないままだと、利用者は増えないでしょうし、事業も存続できないでしょう。
あとは、修理のみの対応もしているので、このサービスの普及によって修理対応窓口として利益が出るビジネスモデルになる可能性も高いと思います。
個人的には、是非成長して欲しい会社です。