目黒川の桜は、目黒川に沿って世田谷区~目黒区~品川区の3つの区に渡って続く道に約800本の桜の木が植えられています。
開花時期になると、東急田園都市線の池尻大橋から、東急東横線の中目黒駅を通過し、亀の甲橋までの約4kmにも渡り、目黒川の両岸にはソメイヨシノが咲き乱れます。
開花期間中は、夜にはライトアップがなされたり、イーストエリア桜まつりというイベントも開催されるので、それらを上手に活用すると、より楽しむことができます。
このコラムでは、目黒川の桜を楽しむためのおすすめのアクセス方法、散策ルート、見どころ、開花時期、混雑情報などをご紹介致します。
目次
目黒川の桜の基本情報
「目黒川の桜」に関する基本情報をご紹介致します。
大きな公園はないので、座って宴会するというよりは、川沿いをのんびり歩きながら、桜を鑑賞するという楽しみ方になります。
項目 | 内容 |
例年の見頃 | 3月下旬 ~ 4月上旬 |
桜の品種 | ソメイヨシノ |
桜の本数 | 800本 |
イベント | 目黒イーストエリア桜まつり、中目黒桜まつり |
ライトアップ | ボンボリが灯される |
開演時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
住所 | 東京都目黒区東山3-1付近から下目黒2-9付近 |
アクセス | 東京急行電鉄「池尻大橋駅」直ぐ、東京急行電鉄・東京メトロ「中目黒駅」から徒歩2分、JR「目黒駅」から徒歩5分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | 一般財団法人めぐろ観光まちづくり協会 |
問い合わせ | 一般財団法人めぐろ観光まちづくり協会(tel:03-5722-6850) |
その他 | お花見期間中トイレは23ヶ所あり |
❏目黒川の桜地図
目黒川の桜へのアクセス
都内のイベントの基本原則ですが、車ではなく公共の交通機関を利用していくのがおすすめです。
近隣に民間の有料駐車場そのものはありますが、近隣道路の渋滞と駐車場が埋まるので車を駐めるために空いている駐車場を探し回る羽目になります。
駅としては、東急田園都市線の「池尻大橋駅」、東急東横線の「中目黒駅」、JR山手線の「目黒駅」、東急目黒線の「不動前駅」の4つになります。
❏最寄り駅マップ
- 東急田園都市線の「池尻大橋駅」-目黒川上流
- 東急東横線の「中目黒駅」-目黒川上流中流
- JR山手線の「目黒駅」-目黒川上流中流
- 東急目黒線の「不動前駅」-目黒川上流下流
目黒川の桜おすすめの鑑賞スポット
目黒川の桜は、全長約4kmもあり徒歩だと通常時で55分程度の距離になります。
花見の期間は混雑するので、1時間半ぐらいはかかりますがこの距離を歩いて全部見るという楽しみ方もあります。
そして、この距離を歩く気がない、歩く時間を使いたくない場合は、見どころスポットへ直行してそこで楽しむとよいでしょう。
目黒川の桜のおすすめ鑑賞スポットごとのアクセス方法をご紹介致します。
❏ご紹介する鑑賞スポット4ヶ所のマップ
目黒川ふれあい橋
JR山手線「目黒駅」から徒歩で11分、東急東横線「中目黒駅」徒歩で17分の距離にある橋です。
桜が植えられている遊歩道よりも、高い位置に橋がかけられているので、目黒川と桜の景色を鑑賞するには絶好のポジションになります。
近隣には、飲食店も多く、桜を鑑賞したあと立ち寄れるところも多いです。
目黒川船入場・親水広場
東急東横線の「中目黒駅」から徒歩で5分のところにある、広場です。
舟入場にある広場から、とても綺麗に咲いている桜を鑑賞できます。
花が散り始めると、川面がピンク色の絨毯になる様子もみることができます。
田道広場公園
田道広場公園はJR山手線「目黒駅」から徒歩で10分の距離にある公園で、目黒川ふれあい橋の直ぐ近くです。
目黒川の北側に面しており、目黒イーストエリア桜まつりの会場にもなっています。
こんにちは!たま〜
今日は #目黒イーストエリア桜まつり に参加するたま〜
12時20分から #さのまる さん #うなりくん #ふっかちゃん と田道広場公園ステージに出るたま〜
なかなかないコラボなんで、お近くに居る方はきてたま〜#侍ジャパン pic.twitter.com/TA6lQWfTmW
— 応援侍たまべヱ (@samurai_tamabe) 2018年4月8日
祭りの期間中は園内に屋台が並び、多くの人で賑わいます。
また、風雷橋から天神橋までの間がライトアップされ桜並木の通りが幻想的な空間に生まれ変わります。
天神橋
東急東横線「中目黒駅」徒歩7分、東急田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩14分の距離にある橋です。
橋からは、目黒川の両岸に広がる桜を見ることができ、撮影スポットでもあります。
目黒川の桜ライトアップ情報
目黒川の桜は毎年開花期間に合わせてライトアップされます。
時期はだいたい3月下旬~4月上旬で、時間帯は日没~21:00の間になります。
ライトアップされる区間は、天神橋~中目黒駅近にある鳳来橋までの約700メートルになります。
尚、開花状況は定点カメラが設置されており、それがリアルタイム配信されているので、いつでも確認できます。
→中目黒桜並木 定点カメラ
※USTREAMを利用しての映像配信になっているので、映像の表示までに時間がかかる場合があります。
目黒川の桜のおすすめ散策パターン
目黒川の桜のおすすめ散策コースをご紹介します。
池尻大橋駅~中目黒駅
東急田園都市線の「池尻大橋駅」を下車し、目黒川上流を東急東横線の「中目黒駅」まで歩きながら、桜並木を楽しむ。
距離にして1.6kmあり通常ですと約16分の距離になりますが、お花見期間中は混むので、25分程度は見ておきましょう。
途中には「目黒区民センター」「中目黒公園」などの鑑賞スポットがあり、そこで写真をとるのも良いでしょう。
❏ルートマップ
目黒駅
東急東横線「目黒駅」を下りたら、ふれあい橋、田道広場公園までいき、そこで桜まつりを楽しみ、目黒駅へと引き返すコース。
片道900mほどあり、往復で徒歩22分の距離ですが、お花見期間中は込んでいるので、35分ほど見ておくと良いでしょう。
短時間で済ませたい場合におすすめのコースです。
❏ルートマップ
中目黒駅~目黒駅
東急東横線「中目黒駅」を下車し、JR山手線目黒駅まで歩くコースで、距離にして2.2km、時間にして約26分です。
お花見期間中の混雑を考慮すると、40分程度を見ておくと良いでしょう。
途中には「目黒川舟入場」「ふれあい橋」「田道広場公園」などの鑑賞スポットがありますので、立ち寄って行くと良いでしょう
❏ルートマップ
目黒川の桜の混雑
目黒川の桜は、お花見期間中は大変混雑します。
混む時間帯に順位をつけると次になります。
混雑時間帯順位
- 休日の日没後~21:00
- 平日の日没後~21:00
- 休日の昼間
- 平日の昼間
ているときに行きたいなら、やはり平日の昼間が良いですね。
夜のライトアップも見たいので、悩むところです。
終わりに
目黒川の桜は、東京都内でも名物になっており、都心部にお勤めの方であれば、仕事帰りに立ち寄れますし、桜と都心部のネオンやビルが入り混じった東京ならではの桜の景観が楽しめます。
混雑するのが欠点ですが、カップルならライトアップされた夜桜も良いですね。