ドラマ10の魅力は、40代、50代の人達にとってと手応えのある作品が多いという点にあります。
作りや演出は民法のドラマと比較すると地味ですが、取り合う内容・テーマに深みがあり、大人が楽しめるドラマになっていので、一定の人気を保っているのだと思います。
そして、2010年に放映された「セカンドバージン」はNHKとしては、異例のベットシーンがある不倫をテーマにしたドラマで、続編として映画にまでなりまりました。
このコラムでは、NHKドラマ10の歴代視聴率トップ10をご紹介いします。
また見たくなったら、U-NEXTやDVDで見てみるといいですね。
当時の時代背景だとか、流行っていたものなんかが思い出されでしょう。
目次
第10位 マドンナ・ヴェルデ~娘のために産むこと~
順位:10位
視聴率:8.02%
放映期間:2011年4月19日~5月24日全6回
原作は「ジーンワルツ」とその続編である「マドンナ・ヴェルデ」海堂尊(新潮社)。
娘の代理出産を母親がするという、常識ではあり得ない構図が話題になって、人気を博したドラマ。
原作の通りにストーリーは進むが、人物の設定や展開などの一部は原作からアレンジされており結末は大幅に変わっている。
原作者である海堂尊も句会の参加役で出演しているのも面白い。
キャッチコピーは「お母さん、わたしの子供を生んでくれない?」
というええ!?とうもの。
当時は、震災の後の放送だったので、4月12日開始予定だったが、東日本大震災による特別編成のために1週間遅れで始まった。
震災真っ只中に始まったドラマである。
主人公の曾根崎理恵は最終的に、全てを失ったけど子供に出会うことができたことに感動する結末です。
一方で、不妊治療、体外受精、経済的な負担などの苦労が全く描かれていないと、不妊で悩んでいる女性たちからは、不満の声も多かった作品である。
マドンナヴェルデのドラマ概要
医療小説で活躍中の海堂尊の人気作をドラマ化。
海堂尊といえば「チーム・バチスタの栄光」が一番有名であろう。
松坂慶子と国仲涼子、代理出産を決断した親子を演じる。
病で子宮を摘出した娘の願いに答えようと、国内では非公認とされている代理出産を決意した母と子の物語。
マドンナヴェルデのドラマストーリー
山咲みどり(松坂慶子)は、ある日突然一人娘で産婦人科医の曽根崎理恵(国仲涼子)から相談を受ける。
「病気で子宮を失った自分の代わりに子どもを産んでほしい!」と、、、
55歳という年齢と代理出産はまだ日本では認められていないことに不安を覚え、一旦は頼みを拒んだが、やがて娘のために代理出産を決意する。
理恵が勤務する「マリアクリニック」で、理恵とその夫・伸一郎(片桐仁)との間の受精卵を、みどりの子宮に戻す手術が秘密裏に行われる。
マドンナ・ヴェルデの出演者
山咲みどり - 松坂慶子
曽根崎理恵 - 国仲涼子
曽根崎伸一郎 - 片桐仁
青井ユミ - 南明奈
妙高みすず - 柴田理恵
荒木浩子 - 相田翔子
荒木達弥 - 三宅弘城
神崎貴子 - 馬渕英俚可
熊田幸子 - 大島蓉子
阿部大吾 - 芦川誠
高木路子 - 市川千恵子
関町仁 - 堀越富三郎
津田コージ - タモト清嵐
清川吾郎 - 勝村政信
屋敷統 - 本田博太郎
盛田克子 - 松金よね子
三枝茉莉亜 - 藤村志保
丸山慧 - 長塚京三
マドンナヴェルデのスタッフ
原作 - 海堂尊『マドンナ・ヴェルデ』『ジーン・ワルツ』(新潮社)
脚本 - 宮村優子
音楽 - 村松崇継
主題歌 - リベラ『生命の奇跡(いのちのきせき)』
演出 - 本木一博、富沢正幸
制作統括 - 佐野元彦、田村文孝
制作 - NHKエンタープライズ
制作・著作 - NHK
マドンナ・ヴェルデの放映
第1回 2011年4月19日「希望の卵」
第2回 2011年4月26日「55歳の妊婦」
第3回 2011年5月3日「命の光」
第4回 2011年5月10日「あなたには渡さない」
第5回 2011年5月17日「聖母の戦い」
最終回 2011年5月24日「未来の子どもたち」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第9位
順位:第9位
視聴率:8.08%
放映期間:2012年10月23日~12月11日全8回
原案は永井愛の舞台劇。
DV、母子家庭を取り巻く環境、児童福祉手当、などのリアルな社会問題を取り上げたドラマでした。
色々な事情でシングルマザーになった状況に立たされたママ達がたくましく生きていく様とその体験を通して成長していくプロセスが描かれている。
児童福祉手当に関しての問題も話題になった。
離婚が成立していないと、手当が支給されないという制度。
DVで逃げるように別居が始まった場合は、直ぐに離婚とはならずその間に訪れる経済的な窮状に対する救済措置はなかった。
シングルファザーは支給対象にはなっておらず、男性にも経済的な事情があれば支給されるのは当然でしょう。
それは、2010年~支給されるようになりました。
このテーマはまだまだ未解決の問題を抱えたまま、時代が流れていると思います。
会社では産休制度が設けられているところでも、利用すると職場では完全に干されるなどの実態があります。
しかし、中小企業にとっては、給料を払いながら休暇を取られるというのは経営上のコストになり、そのコストを捻出する財源がなければ辞めてもらうしかないでしょう。
法律で決まっているからといって産休制度が定着するというように簡単にはいかない問題でしょう。
シングルマザーの悩みが社会的にクローズアップされるキッカケになったこドラマだと思います。
シングルマザーズの概要
永井愛が手がけた舞台劇を原案にしたテレビドラマ。
2002年に政府によって決定された児童扶養手当削減方針の撤回を求めて活動したシングルマザーたちの実話を元に取材した作品。
永井愛がこの作品を執筆するに至った契機となったのは、二兎社の制作担当でシングルマザーの女性による母子加算の復活を求める投書が新聞に掲載されたことと、児童扶養手当削減方針の撤回を訴える姿がテレビのニュースで放映されたことによるものだった。
舞台劇の公演期間中の3月11日に東日本大震災が発生し、11日から13日の4ステージが中止となった。
16日からの再開後の公演では上演前に永井が客席に登場し「演劇は平和で安全な時だけの楽しみではありません。」とメッセージを送ったという。
4月12日の宮城県のえずこホールでの公演は無料で行われた。
シングルマザーズのあらすじ
DV夫のもとから逃れ、息子を連れて家を出た主人公・直(沢口靖子)。
見知らぬ土地に逃げるも、母子で仕事も身寄りもなくては、家を借りることすらできない。
何軒もの不動産屋で断られ、途方に暮れているところに手を差しのべてくれたのは、先輩シングルマザーだった。
何人ものシングルマザーたちと支えあい、ようやくギリギリの生活を送る彼女たちに、やがて「児童扶養手当」の削減という大きなハードルが立ち塞がる。
そのとき、シングルマザーたちは国会の前に立っていた…。
社会のさまざまなハードルを乗り越えながら、母も子も成長して行く物語。
シングルマザーズの出演者
上村 直 - 沢口靖子
難波 水枝 - 酒井若菜
斎藤 久美 - 北斗晶
木島 雪乃 - 忽那汐里
小暮 雅子 - 田島令子
小暮 洋輔 - ユージ
大平 初音 - 枝元萌
上村 喬 - 山路和弘
上村 鶴子 - 槇由紀子
園長 - 金沢碧
上村 涼太 - 幼少期:田中奏生→少年期(小学生〜中学生):山崎竜太郎→少年期(高校生):藤原薫
難波 慎之介 - 幼少期:吉田はるき→少年期:松島海斗
斎藤 大 - 上妻成吾
斎藤 なずな - 幼少期:山岡愛姫→少女期:安田彩奈
山田 あさみ - 原舞歌
木島 綾乃 - 幼少期:横溝菜帆→少女期:遠藤璃菜
梶谷 由香子 - 三浦理恵子
小田 行男 - 山口馬木也
青山 信樹 - 田中哲司
青山 路子 - 星由里子
小暮 金治 - 若林豪
高坂 燈子 - 高畑淳子
シングルマザーズのスタッフ
原案:永井愛
脚本:相良敦子
音楽:富貴晴美
主題歌:徳永英明「名前のないこの愛のために」(ユニバーサルミュージック)
演出:本木一博、松浦善之助
音響効果:久保光男、鈴木希弥
法律監修:垣内恵子、飯田豊浩、高取由弥子
臨床心理考証:棚瀬一代
擬闘:松本真治
取材協力:赤石千衣子
制作統括:藤澤浩一
制作著作:NHK
シングルマザーズの放映
第1回 2012年10月23日「ようこそ、シングルマザー!」
第2回 2012年10月30日「あなたは間違ってない!」
第3回 2012年11月6日「ぶつけよう、あなたの気持ち!」
第4回 2012年11月13日「招かれざる客?」
第5回 201年11月20日「子供のキモチ!」
第6回 2012年11月27日「母と子の総決算?」
第7回 2012年12月4日「シンママたちの大勝負!」
第8回 2012年12月11日「嵐の予感!」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第8位
順位:8位
視聴率:8.13%
放送期間:2012年8月28日~2012年10月16日
原作:小川糸
原作は小川糸の小説をドラマ化した作品。
「つるかめ助産院」という題名に見合っただけあって、まりあの出産シーンにかなりの時間を割いていて、最終回のこのドラマのクライマックスシーンになった。
このシーンでは小野寺への愛を叫び、小野寺(溝端淳平)の涙 涼子(賀来千香子)の涙 まりあの涙!
命を生み出す苦しみ、喜び、幸せ、出産のときに感じる人間の根本にある感動が描かれている作品。
まりあに付き添い 繊細な気遣を示す亀子(余貴美子)、まりあが産気づいたことを知り駆けつける島の人たち。
沖縄という土地がらを表しているのか、見方によっては度が過ぎたファンタジーとも言えるが、こんな純粋に人のことを喜べる心がもしかしたら、見る側の自分達にもあるのかもしれないことを思い出させられる。
あとは島の美しさと亀子の魅力でただ癒されるという面もあり不思議なドラマであった
つるかめ助産院~南の島から~のドラマ概要
ドラマの舞台になっているのは当時本土復帰40周年となる沖縄の架空の島になっている。
作家・小川糸の「つるかめ助産院(2010年12月、集英社)の小説を原作に、都会で家族を築くことに疲れた人たちが島を訪れ、そこで都会では経験できないふれあいを体験しながら精神的にも肉体的にも大変な“お産”を成し遂げる様子を女性の葛藤や力強さに焦点をあてて描く、ハートウォーミングストーリー。
つるかめ助産院~南の島から~ドラマストーリー
主人公・小野寺まりあ(仲里依紗)は幸せになるはずの結婚生活を送るもそれは束の間であった。
夫・達也(溝端淳平)がいきなり蒸発してしまい、途方にくれて以前に達也が口にしていた沖縄にあるハート形の島へ向かう。
それとは別で、東京で助産師として働く鶴田亀子(余貴美子)は、堕胎を普通のことだと考えているギャルたち、理想とする自然分娩が病院の都合で曲げられることに嫌気がさしていたところに運良く宝くじで大金を当て世界旅行に出発。
そして、最初に立ち寄った沖縄の離島が助産師不足に悩んでいるのを知り、そこに理想の助産院をつくることを決心する。
そんな世代も考え方も違う女ふたりがある日、南の島で再開する。
「イチャリバチョーデー」(「行き逢えば皆、兄弟」という意味)という沖縄のことばを地で行くように、傷ついて途方にくれているまりあを優しく包んでいく亀子先生を始めとする島の人々心。
沖縄という土地とそこでのふれあいの中で、互いに助け合いながら自然の摂理に
身をまかせる生き方にふれることで、まりあが成長していく姿を描く。
つるかめ助産院~南の島から~出演者
小野寺まりあ - 仲里依紗(幼少期:小林星蘭)
鶴田亀子 - 余貴美子
天城里見) / サミー - 中尾明慶
エミリー - 佐藤仁美
パクチー嬢 - 水崎綾女
長井 朗(ながい ろう) / 長老 - 伊東四朗
ピーさん - 岡本麗
丘ッチ - 西尾まり
田上 チエ(たがみ チエ) - 久保田磨希
田上 真一(たがみ しんいち) - 藤木勇人
田上 睦美(たがみ むつみ) - 黒木瑠七
田上 栄斗(たがみ えいと) - 長谷川征海
大野原 タエ(おおのはら タエ) / おばぁ - 平良とみ
徳野 和雄(とくの かずお) / トクさん - 柳沢慎吾
上原 サヨリ - 有村架純
上原 理恵 - 麻生祐未
艶子 - 加藤貴子
おトク - 松田沙紀
姉さん - 坂本あきら
ゲエ介 - 明樂哲典
小野寺達也 - 溝端淳平
安西豊 - 冨家規政
安西涼子 - 賀来千香子
まりあの子ども (声) - 鈴木福
渡 隆志 - 松島庄汰
川野 浩司 / コージ - 夕輝壽太
大野原 ハジメ - ゴリ
沢本夕也 - 小倉久寛
つるかめ助産院~南の島から~のスタッフ
原作:小川糸「つるかめ助産院」(集英社刊)
脚本:水橋文美江
音楽:吉俣良
演出:佐々木章光、古厩智之
音響効果:亀森素子、岩熊展史、辻田昇司
協力:沖縄県竹富島の皆さん
撮影協力:沖縄県竹富町、石垣市、千葉県匝瑳市
取材協力:沖縄県渡名喜村、鹿児島県徳之島町
助産考証:岡本喜代子(日本助産師会会長)
医療考証:山本昌督、依光たみ枝(沖縄県立中部病院)、冨名腰文人
美容指導:佐藤圭太
三線指導:宮里英克
沖縄ことば指導:今科子
フードコーディネーター:はらゆうこ
制作統括:菅原浩、黒沢淳
制作・著作:NHK、テレパック
つるかめ助産院~南の島から~の放映
第1回 2012年8月28日「嵐の前の旅立ち 」
第2回 2012年9月4日「ゴエンの契り」
第3回 2012年9月11日「新たなさざ波 」
第4回 2012年9月18日「もう捨てないで」
第5回 2012年9月25日「妊婦心と秋の空 」
第6回 2012年10月2日「母の想い 」
第7回 2012年10月9日「涙そうそう」
第8回 2012年10月16日「新しい人生の始まり 」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第7位 カレ、夫、男友達
順位:7位
視聴率:8.20%
放送期間:2011年11月1日~2011年12月20日
原作:江國香織
女三姉妹でそれぞれが個性的なのだが、男運がないのと見る目のなさだけが共通している。
木村多江さんは日本一不幸の似合う女としてのポジションを確立しています。
役がDV夫の妻役なのは最高にハマリ過ぎ。
治子(真木よう子)性に奔放な彼女のイメージに合っていていい役です。
三女の育子(夏帆)はやたら切ない存在。
父親に対する偏見と父性愛に飢えていて、欠乏感からファザコンになっていく様子が描かれています。
母親の犬山洋子(高畑淳子)全てを無理に悟ったような役柄でとても合っていると思います。
娘三人を立派に育て、離婚した夫とも友人としての関係が続いていて、表面上は人生に満足をしているという顔をしていますが、三女無意識に傷つけているが、本人は全くその自覚がない。
そんな家庭環境で育った、三姉妹が描く恋愛ドラマです。
ちょっと、NHKらしくないドロドロした展開は、当時意外性があると言われて話題になった。
カレ、夫、男友達のドラマ概要
犬山家の家訓にそれぞれのやり方で従う三姉妹。
結婚7年目で夫からの暴力に悩む長女・麻子、外資系企業でバリバリ働きながら恋愛にも強気なキャリアウーマン・治子、恋愛に対する考え方が独特な末っ子の育子。
長姉・麻子のDV問題を知った育子が治子に相談したことから、穏やかだった日々に大きな変化が訪れ、そこからは激動の毎日が始まる。
「カレ、夫、男友達」のドラマストーリー
犬山家の三姉妹、次女の治子(真木よう子)は中東取材に出かける恋人の熊木(徳井義実)を見送る。
淋しさが募る頃、元カレの八木(平岳大)と偶然出会う。長女の麻子(木村多江)は夫・邦一(ユースケ・サンタマリア)と共依存の関係に縛られているが家族に打ち明けられずにいた。三女の育子(夏帆)は、恋愛という感情を理解できずに悩んでいた、、、
「カレ、夫、男友達」の出演
犬山治子 - 真木よう子
多田麻子 - 木村多江
犬山育子 - 夏帆
犬山洋子 - 高畑淳子
多田邦一 - ユースケ・サンタマリア
熊木圭介 - 徳井義実(チュートリアル)
岸正彰 - 三浦貴大
相川光夫 - 若葉竜也
草壁修司 - 長塚京三
草壁雅美 - 片岡礼子
草壁元子 - 米谷澪
八木弘樹 - 平岳大
八木絵里香 - 宮下ともみ
富野久美 - 高橋かおり
小宮山信二 - 柄本時生
鶴田 - 長原成樹
島尾 - 森本レオ
岡部(教授) - 島田洋八
美佐江(研究員) - 真下玲奈
ありさ(研究員) - 松田百香
さとる(研究員) - 重山邦輝
大原(研究員) - 中島匠
カレ、夫、男友達のスタッフ
原作 - 江國香織 「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
脚本 - 浅野妙子
音楽 - 大島ミチル
主題歌 - 安藤裕子 「輝かしき日々」
解説放送ナレーション - 千葉進歩
演出 - 佐々木章光、古厩智之
制作統括 - 銭谷雅義、黒沢淳
制作・著作 - NHK、テレパック
「カレ、夫、男友達」の放映
第1回 2011年11月1日「危険な関係 」
第2回 2011年11月8日「プロポーズは突然に 」
第3回 2011年11月15日「キスマーク 」
第4回 2011年11月22日「父の秘密 」
第5回 2011年11月29日「私たち、逃げなくちゃ 」
第6回 2011年12月6日「お願い、行かないで! 」
第7回 2011年12月13日「人を好きになるということ 」
第8回 2011年12月20日「愛という名の不思議 」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第6位 激流~私を憶えていますか?~
順位:6位
視聴率:8.35%
放送期間:2013年6月25日~2013年8月13日
原作:柴田よしき
20年も経って失踪者からEメールが届くという出来事から、人間の醜い面が顕になる。
普段は良いことをして、正しい生き方、正しいことを言っていても、いざとなれば自分が一番可愛い。
人のことよりも自分の立場や利益を最優先するのは、人間の本質である、という人間の性がむき出しになる場面を見せられるドラマ。
賛否両論あり、ストーリーは面白いけど、登場人物たちに良い人がいないので共感できないとの声も多かった。
激流~私を憶えていますか?~ドラマの概要
修学旅行で失踪した15歳の少女から、20年後、5人の同級生たちに届いたEめーる。
再開した同級生たちに、不可解な事件が次々と襲いかかる。
35歳という人生の転換点にたち、仕事でもプライベートでも断崖絶壁に立たされている5人は、転げ落ちるように、人生の激流に飲み込まれていく
激流~私を憶えていますか?のドラマストーリー
学級崩壊寸前だったk中学3年1組の中でも、2半は割りとまとまっている方だった。
そんな中、修学旅行で京都にいきその自由行動の時間のときに起きたのは失踪であった。
バスに乗り込んだ時には確かに7人いたにも関わらず、一人の少女がバスから忽然と姿を消した。
同じバスに乗っていたクラスメイト達は彼女(小野寺冬葉)がいなくなったことにしばらくして気が付き、引率の教師らに連絡する。
いずれ宿に戻ってくるだろうと楽観視した他のメンバー達だったが警察の捜索でも見つからずそのままになる。
冬葉はその日、戻って来なかった。そして東京にも学校にも家にも戻って来なかった。
その日以来、冬葉の姿を見た者は誰もいない。
同じ班だった三隅圭子、秋芳美弥、御堂原貴子、東萩耕司、鯖島豊、長門悠樹ら6人は冬葉をいじめていたのではないかと学校中から白い目で見られた。
その出来事から20年の月日が流れ、あの時のメンバーは35歳となっていた。
そんなある日秋芳美弥と御堂原貴子の元に「わたしを憶えていますか?冬葉」というメールが届く。
バラバラになっていたあの時のメンバーが再び連絡を取り合って集結して、そこから新たな人生の激流がが流れ始める。
激流~私を憶えていますか?~の出演者
三隅(井上) 圭子 - 田中麗奈(中学生時代:森高愛)
東萩 耕司 - 桐谷健太(中学生時代:六車勇登)
御堂原(河野) 貴子 - 国仲涼子[3](中学生時代:広瀬すず)
長門 悠樹 - 井上剛(中学生時代:石橋樹)
秋芳 美弥 - ともさかりえ[4](中学生時代:南乃彩希)
鯖島 豊 - 山本耕史(中学生時代:宮近海斗)
小野寺 冬葉 - 刈谷友衣子
井上 雅彦 - 山口馬木也
河野 華 - 小林星蘭
河野 祐也 - 二階堂智
秋芳 研二 - 高橋一生
里美 - 須藤理彩
隆一 - 佐藤瑠生亮
鯖島 美和子 - 泉晶子
小野寺 裕子 - 田中美佐子
三浦 はるか - 阿久津香
野々村 佳奈 - 諸江雪乃
沼田 竜一 - 吉田翔
森 正太朗 - 田中碧海
塚田 久志 - 沖竜之介
旭村 正隆 - 武田真治
毛利 佳奈子 - 賀来千香子
中谷戸 秀美 - 前野千代子(写真)
榎 一之 - 金子昇(写真)
岩井 修二 - 鈴之助
逆井 - 川口覚
相川 - 伊藤正之
佐分利 新一 - 日野陽仁
伊東 史生 - 肥野竜也
入来 香苗 - 大村彩子
珠洲 京谷 - 高畑淳子
高田 - 森本レオ
中村 ユイ - 前城心
川原 ユキ - 石井心愛
川原 恵理 - 中島亜梨沙
大林 隆之 - カンニング竹山
久我 恭子 - 根岸季衣
桑野 留美 - 佐津川愛美
佐伯 茉莉 - 吉田羊
友紀哉 - 渡辺光
桜庭 - 長野里美
激流~私を憶えていますか?~のスタッフ
脚本 - 吉田紀子
音楽 - 千住明
演出 - 佐々木章光、山内宗信、村上牧人
主題歌 - GLAY「DARK RIVER」[5](loversoul music & associates)
挿入歌 - GLAY「時計」[5](loversoul music & associates)
題字 - 木下真理子
警察指導 - 吉川祐二
医療指導 - 冨名腰文人
ギター指導 - 椎谷求
声楽指導 - 松尾奏子
ピアノ指導 - 宮津まり子
フルート指導 - 塚原ゆか
撮影協力 - 千葉県フィルムコミッション、富津市、君津市、調布市、天羽中学校
制作統括 - 銭谷雅義、黒沢淳、菅原浩
制作著作 - NHK、テレパック
激流~私を憶えていますか?~の放映
第1回 2013年6月25日「過去からのEメール 」
第2回 2013年7月2日「時計は動き出す」
第3回 2013年7月9日「転げ落ちる石のように 」
第4回 2013年7月16日「忍び寄る黒い影」
第5回 2013年7月23日「見えない悪意 」
第6回 2013年7月30日「真実への光明 」
第7回 2013年8月6日「悪女の告白 」
第8回 2013年8月13日「友への誓い 」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第5位 はつ恋
順位:5位
視聴率:8.46%
放送期間:2012年5月22日~2012年7月17日
主人公の緑は、はつ恋で捨てられて深いキズを負わせられた。
年月を経てそのはつ恋の相手と再開してまた恋に落ちる。
家族との葛藤を越えて三島とやがて結ばれていく。
夫と子供への裏切りから決して逃げることなく、三島との関係を続けながら、だんだんと周りからの理解を得ていく描写は、多くの視聴者の涙を誘った感動作。
はつ恋のドラマ概要
主人公の村上緑が、高校時代のはつ恋の相手である三島と再開してしまう。
再開したときに、まだ三島への思いが残っていることに気付きながら、家族を裏切れないために、距離をとるがだんだんと自分の気持ちに逆らえなくなる様が描かれている。
そこに、夫と分かれて、三島と暮らす日々が始まるが、緑はもう余命がそれほどないことに気づく。
はつ恋と家族とのつながり、生きる意味を描く命についてい生き方について考えさせられるヒューマンドラマ。
ドラマストーリー
平凡だが優しい夫と、息子の3人で幸せな生活を送っていた村上緑(木村佳乃)は言語視覚士の仕事をしていた。
そんなある日、健康診断で肝尾状葉という非常に珍しく手術が困難な部位に癌が出来ていることが判明する。
その難病を手術できる医者を夫である村上 潤(青木崇高)が手をつくして見つけてくれた。
いざ手術をするときになり、その医者がなんと高校時代から付き合っていたはつ恋の相手である三島 匡(伊原剛志)であることが分かり、当時妊娠して彼の子供を流産していたが、その前に振られていて、妊娠も流産のことも三島には知らせてなかった。
緑にとっては苦い思い出の相手であったが、どこかでまだ三島への気持ちが残っていた。
緑は迷いながらも、三島の手術を受けることを決意する。
手術が終わっても、緑も三島も互いに心が残っているのをどこかで感じていた。
緑は家族を裏切ることはできないので、三島に別れを告げる。
はつ恋の出演者
村上 緑 - 木村佳乃(1984年代:橋本愛)
三島 匡 - 伊原剛志(1984年代:小林ユウキチ)
村上 潤 - 青木崇高
野田 幾也 - 山中崇
高野 秀則 - 中原丈雄
蛯名 徹 - 平田満
岡倉 - 浜田晃
前田 - 山崎一
豊崎 勝 - 串田和美
村上 健太 - 里村洋
蛯名 幸絵 - 佐藤江梨子
広瀬 光二 - カンニング竹山(1984年代:泉澤祐希)
広瀬 ゆり子 - 安藤玉恵
酒井 桃子 - 藤澤恵麻
青山 千香 - ソニン
中山 貞夫 - 大竹まこと
雪村 可奈 - 平澤宏々路
はつ恋のスタッフ
脚本 - 中園ミホ
音楽 - 渡辺善太郎
演出 - 井上剛、一木正恵、岡田健
主題歌 - MISIA「恋は終わらないずっと」(Rhythmedia Tribe)
医事監修 - 高山忠利(日本大学医学部)
看護指導 - 川原千恵美、松崎玲奈
言語聴覚療法監修 - 日本言語聴覚士協会
フランス語指導 - 杉浦愛力
ピアノ指導 - 鈴木奈緒
理髪指導 - 中川勝利
取材協力 - 大原麻美、福田直
撮影協力 - 静岡県富士宮市富士市
制作統括 - 小松昌代、菓子浩
制作著作 - NHK
はつ恋の放映
第1回 2012年5月22日「STAY GOLD 」
第2回 2012年5月29日「Frozen Memory 」
第3回 2012年6月5日「Secret Place 」
第4回 2012年6月12日「Innocent Night 」
第5回 2012年6月26日「True Heart 」
第6回 2012年7月3日「Endless Kiss 」
第7回 2012年7月10日「Promise 」
第8回 2012年7月17日「ONLY LOVE 」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第4位
順位:4位
視聴率:8.59%
放送期間:2010年10月12日~2010年12月14日
NHKドラマ10は基本的に5~6回程度の中編が多いなかシリーズで初めての1クールの長編もの(10回)になった。
鈴木京香扮する出版プロデューサーの中村 るいと、既に妻(深田恭子)を持つ17歳年下の鈴木 行(長谷川博己)との危険な不倫愛を描くというNHKとしては前代未聞のテーマ。
清純女優として名高い鈴木、深田がNHKのドラマで過激なベッドシーンを展開することでも注目を集めた。
この手の作品をNHKで放映したということが、注目されて歴代視聴率4位になったという部分が大きいと思います。
このドラマの続編が映画化されて、2011年9月23日に全国松竹系で公開されました。
ドラマから5年後のマレーシアの首都クアラルンプールを舞台にドラマでは描かれなかった衝撃の事実が新たに描かれるという、とてもずるい映画。
出演者は鈴木京香、長谷川博己、深田恭子とドラマに引き続き主要なキャストは同じ。
監督はドラマ版では演出を担当した黒崎博、脚本はドラマ版の脚本に引き続き、大石静が務めるという、まさに全てがドラマの延長線上に作られた映画。
キャッチコピーは「大人の恋は終わらない。」
全国225スクリーンで公開され、2011年9月23~25日の初日3日間で興収8,723万8,600円、動員6万9,791人になり映画観客動員ランキングで初登場第7位となっり公開第3週目で、累計興収3.2億円を突破した、ヒット作。
NHKという柔軟性のない組織がやったにしては、極めて異例です。
民放では「踊る大捜査線」みたいに、ドラマから映画になるなんていう話は普通ですが、それをNHKがやってしまったというのが、衝撃でした。
セカンドバージンのドラマ概要
辣腕プロデューサーの中村るい(鈴木京香)、金融庁キャリアの鈴木行(長谷川博己)、その妻である万理江(深田恭子)の3人を中心にドラマが展開する。
るいと行の不倫関係と別れと再会の様子が描かれている。
セカンドバージンのドラマストーリー
主人公の中村るい(鈴木京香)は、出版業界では名の知れた辣腕プロデューサーで活躍をしている。
そんななか文壇の重鎮・眞垣秀月(草笛光子)の信頼を勝ち得て、社長の向井(段田安則)とともに設立した出版社・新海社を最大手までにのし上げた。
ある日るいはとあるワイン会で、17歳年下の金融庁のキャリア・鈴木行(長谷川博己)と出会い、日本の金融市場を改革したいと熱く語る行に興味をもったるいは、彼の著書の出版に向け動き出す。
一方、資産家の娘である妻・万理江(深田恭子)との退屈な生活に疑問を抱いていた行は、るいのことが頭から離れない。
セカンドバージンの出演者
中村 るい - 鈴木京香
鈴木 万理江 - 深田恭子
鈴木 行(すずき こう) - 長谷川博己
中村 亮 - 綾野剛
愛子 - YOU
向井 肇 - 段田安則
小岩井 加奈 - 森脇英理子
山田 梨恵 - 田丸麻紀
坂口 貴浩 - 橋本一郎
工藤 渚 - 小野かおり
井川 - 佐戸井けん太
高城 - 井上浩
那須田 - 北見敏之
柏木 - やべけんじ
東京地検・検事 - 吉見一豊
東京地裁・判事 - 朱源実
若森会長 - 宝田明
三沢 賢吉 - 石田太郎
三沢 文江 - 朝加真由美
那須田 由紀子 - 山村美智
向井 陽子 - 石井めぐみ
児玉 琢己 - 小木茂光
秋夫・ウィリアム・ターナー - 布施明
眞垣 秀月 - 草笛光子
セカンドバージンのスタッフ
脚本 - 大石静
音楽 - 梅林茂
主題歌 - 倖田來未「あなただけが」
演出 -黒崎博、柳川強
制作統括 - 田村文孝
制作・著作 - NHK
セカンドバージンの放映
第1回 2010年10月12日「不実な指 」
第2回 2010年10月19日「キスして 」
第3回 2010年10月26日「正直な体 」
第4回 2010年11月2日「二番目の女 」
第5回 2010年11月9日「愚かな女 」
第6回 2010年11月16日「うずく背中 」
第7回 2010年11月23日「のぞかれた夜 」
第8回 2010年11月30日「愛しているのは私 」
第9回 2010年12月7日「最後の一夜 」
第10回 2010年12月14日「誇り高き女達 」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第3位 ガラスの家
順位:3位
視聴率:8.71%
放送期間:2013年9月3日~2013年10月29日
原作:大石静
「セカンドバージン」で、現代女性の新しい生き方を力強く書き上げ、話題を巻き起こした大石静が、さらに美しく逞しい女性像をオリジナルで描いている。
ヒロイン・玉木黎役の井川遥さんは連ドラ初主演である。
このドラマは、一人の女性が、強く自立していく物語であると同時に、「息子の父親越え」という普遍的ともいうべきテーマを内包していて、父のためにいい子であり続けようとしてきた息子の、父親の支配からの脱却、その道程が描かれている。
しかも、それが一人の女性をめぐって父と子の戦いになるのは悲劇的である。
共に父=夫の支配から手を携えて飛び立たんとする男女の苦難のストーリィは、反道徳的でありながらもそれ故に、なにやら、そのドロドロとした抑圧された情念が心を鷲掴みにして離さない。
人生に正しい解などない!そんんなことを、つくづく感じさせる作品である。
ガラスの家のドラマ概要
22年前、フランスでの航空機事故で両親を失った玉木黎は、花を供えに訪れたブルターニュ地方のペニール岬で、同じ事故で妻を失い、男手一つで2人の息子を育て上げた澁澤一成と偶然出会う。
事故以来、人生のどん底で笑うことも泣くことも抑え込み、寂しく生きてきた黎は、優しい言葉をかけてくれた一成に恋に落ち、やがて2人は結婚。澁澤家の長男・仁志は、黎が家族の一員となってから、尊敬する父が嫉妬に駆られ独占欲を露わにする姿を目の当たりにし、また仕事に邁進してきた自分もまた生身の男であることを思い出し、これまで保たれてきた均衡が崩れ、まるでガラスのように脆くなったことを実感する。
ガラスの家のドラマストーリー
澁澤家に嫁いだ黎(井川遥)、夫・一成(藤本隆宏)は次期事務次官最有力の財務官僚。
前妻の息子である仁志(斎藤工)と憲司(永山絢斗)にとって、突然現れた若く美しい母はまぶしい存在となる。
特に年の近い仁志は、黎を女性として強く意識する。
ひょんなことから、黎と仁志がかつて偶然出会っていたことが発覚。
一成の中に、息子への嫉妬が芽生える。
ともに財務官僚である一成と仁志の間には、仕事面でも対立が生じ始めていた。
ガラスの家の出演者
玉木 黎(たまき れい) → 澁澤 黎(しぶさわ れい) - 井川遥
澁澤 一成(しぶさわ かずなり) - 藤本隆宏
澁澤 仁志(しぶさわ ひとし) - 斎藤工(幼少期:阿由葉朱凌)
澁澤 憲司(しぶさわ けんじ) - 永山絢斗(幼少期:大山蓮斗)
柳原 浩和(やなぎはら ひろかず) - 阪田マサノブ
宮川 裕孝 - 天野義久
井本 直樹 - 吉田ウーロン太
小宮 香織 - 新澤泉
佐野 誠也(さの せいや) - 小野了
伊佐野 一輝 - 鶴田忍
後藤 菜々美(ごとう ななみ) - 梅舟惟永
森田 文彦(もりた ふみひこ) - 鈴木裕樹
尾中 寛子(おなか ひろこ) - 菊池桃子
村木 陽介(むらき ようすけ) - 片岡愛之助
栗山 荘一郎 - 国広富之
泉田 華子(いずみだ はなこ) - 朝倉えりか
稲木 覚 - 小林隆
生田 将司 - 境賢一
永谷 隆史 - 天宮良
新藤 淳 - 佐久間哲
尾上 昌樹 - 永田耕一
花見沢 みどり - 海老瀬はな
ガラスの家のスタッフ
音楽 - 都倉俊一
演出 - 渡邊良雄、渡辺一貴
主題歌 - 西野カナ「さよなら」(エスエムイーレコーズ)
美術 - 深尾高行
撮影 - 熊木良次
フラワーデザイン指導 - ニコライ・バーグマン
マナー指導 - 西出博子
制作統括 - 屋敷陽太郎
制作著作 - NHK
ガラスの家の放映
第1回 2013年9月3日「美しき魔物」
第2回 2013年9月10日「ふたりの月」
第3回 2013年9月17日「曖昧なキス」
第4回 2013年9月24日「家を出よう」
第5回 2013年10月1日「金の靴」
第6回 2013年10月8日「抱擁」
第7回 2013年10月15日「許して…」
第8回 2013年10月22日「新しい道 」
第9回 2013年10月29日「決意」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第2位 胡桃の部屋
順位:2位
視聴率:8.73%
放送期間:2011年7月26日~2011年8月30日
原作:向田邦子
「胡桃の部屋」の家族たちは、みんな失敗ばかりでダメ人間。
長年忠誠を誓ってきた会社から切り捨てられ、家族を守れなくなったと思いつめた挙句に捨ててしまう父、そんな父を憎み切れず家族をひっかきまわしてしまう母、自分のプライドにこだわって夫の浮気を問いつめられない姉、恋人に好かれようと見栄を張ってしまう妹、尊敬していた父に裏切られ自分の進路まで見失ってしまう弟、そして、家族のために自分の幸せを犠牲にしてしまう主人公の桃子。
愛されていないとわかっていながらも父を受け入れてしまう愛人・節子のダメぶりも、桃子と恋をする都築という男の弱さ。
そんな人間の弱さとダメさが描かれていて、それでもその弱さとダメさも含めて許してくいく人の矛盾した心情がとても、心が温まるドラマ。
胡桃の部屋のドラマ概要
バブル前の1980年頃の東京を舞台に、生真面目で不器用な二女・桃子が、リストラで蒸発した父の代わりに一家を守ろうと奮闘する「胡桃の部屋」。
父に裏切られた失意の母、同じく夫の不倫に悩む姉、玉の輿(こし)の結婚を狙う妹…就職活動がうまくいかない弟。
それぞれの家族の悩みが胡桃の中にある「胡桃の部屋」のように、一つ一つ明らかになっていく…。
胡桃の部屋のドラマストーリー
桃子(松下奈緒)は、5人家族の次女。ある日突然、父の忠(蟹江敬三)が失踪してしまう。母の綾乃(竹下景子)や妹、弟たちを抱え、桃子は父がわりとなって一家を支えようと奮闘する。
そんな折、忠の部下だった都築(原田泰造)から、父の居どころを知らされる。
おでん屋の女(西田尚美)と下町のアパートで暮らしているらしい。
家族の元へ連れ戻そうとアパートへ向かった桃子は、忠との対面を果たすのだが…。
胡桃の部屋の出演者
三田村 桃子 (29) - 松下奈緒(少女期 横山未空)
三田村 忠 (56) - 蟹江敬三
三田村 綾乃 (54) - 竹下景子
三田村 陽子 (25) - 臼田あさ美(幼少期 加藤凛々花)
三田村 研太郎 (22) - 瀬戸康史
清水(三田村)咲良 (31) - 井川遥(少女期 平祐奈)
清水 和夫 (38) - 小林正寛
清水 あいこ - 曽我美月
山口 リエ (29) - 江口のりこ
塚本 大輔 (34) - 松尾諭
大沢 亮司 (50) - 徳井優
恩田 節子 (40) - 西田尚美
都築 実 (36) - 原田泰造
都築 貴子 - 粟田麗(第3 - 最終話)
都築 美穂 - 篠川桃音(第3 - 最終話)
桧山 智広 (32) - 黄川田将也
桧山 礼子 - 東てる美(第4 - 最終話)
福原 あゆみ - 青谷優衣(第2 - 最終話)
陽子のバイト仲間 - 森祐佳(第2 - 最終話)
胡桃の部屋のスタッフ
脚本:篠崎絵里子
演出:渡邊良雄、一木正恵
音楽:大友良英
制作統括:高橋練
制作・著作:NHK
胡桃の部屋の放映
第1回 2011年7月26日「父の失踪 」
第2回 2011年8月2日「母の想い 」
第3回 2011年8月9日「不器用な愛 」
第4回 2011年8月16日「桃子の恋 」
第5回 2011年8月23日「裏切り 」
第6回 2011年8月30日「家族の幸せ 」
過去の名作から約5,000本が見放題!
第1位
順位:1位
視聴率:9.52%
放送期間:2013年1月8日~203年3月12日
原作:乃南アサ
直木賞作家・乃南アサの原作小説を上戸彩×飯島直子主演でドラマ化された。
受刑者だった二人の女性が人生を模索しながら懸命に生きていくヒューマンドラマ。
初めて好きになった人のために罪を犯してしまった芭子が、7年の刑を終え出所した。
いつか陽のあたる場所でのドラマ概要
刑務所の中で唯一の親友だった綾香が出迎える中、芭子が家族から与えられたのは、東京谷中にひっそりと建つ、亡き祖母の家だった。谷中のパン屋で働いているという綾香とともに、二人は寄り添うように新しい人生を歩き始めるが、ある日、弟の尚之が芭子の家を訪ねてくると「結婚するので、姉さんには戸籍から抜けて欲しい」と強要し始める。
犯罪者として生きることの困難と、そレに立ち向かい成長していく様が描かれている感動作。
いつか陽のあたる場所でのドラマストーリー
初めて好きになった人のために罪を犯してしまった芭子(上戸彩)が7年の刑を終え出所すると、刑務所の中で唯一の親友だった綾香(飯島直子)が出迎える。
芭子が家族から与えられたのは、東京谷中にひっそりと建つ亡き祖母の家。
綾香も谷中のパン屋で働いているという。二人は寄り添うように新しい人生を歩き始めるが、ある日弟の尚之(大東駿介)が芭子の家を訪ね、「結婚するので、姉さんには戸籍から抜けて欲しい」と強要する。
いつか陽のあたる場所での出演者
小森谷 芭子(こもりや はこ)〈29 → 30〉- 上戸彩(幼少期:三本采香)
江口 綾香(えぐち あやか)〈39 → 40〉 - 飯島直子
岩瀬 圭太〈28 → 29〉 - 斎藤工
小森谷 尚之(こもりや たかゆき)〈25 → 26〉 - 大東駿介
小森谷 香織〈24 → 25〉 - 鹿沼憂妃
高木 聖大〈24 → 25〉 - 福徳秀介(ジャルジャル)
結城 美穂 - 高畠華澄
今枝 修 - 近藤芳正(第3話 - 第4話)
片山 祥子 - 阿南敦子
大石 セツ〈70 → 71〉- 松金よね子
大石 重雄〈72 → 73〉 - 竜雷太
小森谷 雪江〈51〉 - 藤田朋子
小森谷 妙子〈52 → 53〉 - 浅野温子
沢田 功一 - 阿南健治
沢田 律子 - 藤吉久美子
田村 省吾 - 少路勇介
江口 朋樹〈8 → 9〉 - 藤本哉汰(幼少期:浜田神楽)
琴美 - 中島ひろ子(第8話 - 第9話)
大芝 文彦〈65〉 - 前田吟
飯倉 幸子〈71〉 - 江波杏子
三上 チヨ - 草村礼子
亮 - 松下洸平
野川 まゆみ - 臼田あさ美
神崎先生 ‐ 須永慶
倉本 豪介 - 安田顕
佐伯 浩太郎 - 長谷川朝晴
佐伯 優奈 - 久家心
千里 - 春木みさよ
服部 香江子 - 坂井真紀(第7話)
組合長 - 黒部進
柏田 - 木野花
岩瀬 保〈55〉- 金田明夫
岩瀬 涼子〈53〉- 手塚理美
岩瀬 加奈〈28〉- 木南晴夏
いつか陽のあたる場所でのスタッフ
原作 - 乃南アサ『いつか陽のあたる場所で』『すれ違う背中を』(新潮社)
脚本 - 高橋麻紀、鈴木裕那
音楽 - 澤野弘之、和田貴史、とくさしけんご
演出 - 渋谷未来、山内宗信、岡嶋純一
主題歌 - 松任谷由実「Early Springtime」(ユニバーサルミュージック)
脚本協力 - 鈴木裕那
法務考証 - 北村亮典
刑務考証 - 坂本敏夫
医療・看護指導 - 吉川喜美枝
製パン指導 - 坂本りか
洋裁指導 - 大島裕見子
富山ことば指導 - 石坂直美
静岡ことば指導 - 畠山拓也
ジャグリング指導 - もんたくん
マジック指導 - 丸山ユウコ、Hi2
擬闘 - 佐々木修平
制作統括 - 銭谷雅義、近見哲平 / 管原浩(スペシャル)
制作 - NHKエンタープライズ(スペシャル)
制作著作 - NHK、テレパック
いつか陽のあたる場所での放映
第1回 2013年1月8日「前科ある二人 」
第2回 2013年1月15日「強くなりたい」
第3回 2013年1月22日「一番会いたい人」
第4回 2013年1月29日「故郷からの伝言」
第5回 2013年2月5日「弟に贈る言葉 」
第6回 2013年2月12日「幸福になる資格」
第7回 2013年2月19日「闇からの訪問者 」
第8回 2013年2月26日「また会う日まで 」
第9回 2013年3月5日「名乗れない母親 」
第10回 203年3月12日「約束のゆくえ 」
過去の名作から約5,000本が見放題!
まとめ
NHKドラマ10の過去作品を振り返ってみると、ちゃんとその次代背景をなぞったテーマとそれ合ったたキャスティングがされていると感じました。
でも視聴率の低迷が続くフジテレビの月9よりも、低い数値に終わっています。
ですが、ドラマ10はこれからも期待したですね。
過去の名作から約5,000本が見放題!