土浦全国花火競技大会2018年の日程、穴場スポット、混雑情報、駐車場は!

花火は毎年7~8月に開催されるとことが多いですが、土浦全国花火競技大会は10月に開催されます。

土浦全国花火競技大会は日本全国から匠の花火師達が集まり、腕を競い合う伝統ある花火競技大会であり、日本三大花火大会の一つとしても数えられています。

 

その始まりは、1925年(大正14年)からずーっと続いており、全国から60社もの煙火業者が集結して、技を競い合うため花火のレベルは非常に高く全国から観覧者が訪れる鑑賞バリューが一流の花火大会でもあります。

スターマインの発色・煙火の形、10号玉の打ち上げなど、新しい花火、技術を試すという場でもあり、今までにないものも登場します。

花火の新作コレクションでもあるわけです。

競技大会は「スターマイン」「10号玉」「創造花火」の三部門に分けられて競われ、どれも見応えがあり今後の花火のトレンドが見えてくる大会でもあります。

このコラムでは「土浦全国花火競技大会」の穴場スポット、混雑状況、時間帯、開催内容についての情報をご紹介致します。

土浦全国花火競技大会の基本情報


まずは「土浦全国花火競技大会」の基本情報をご紹介致します。

項目 内容
日時 2018年10月6日(土) 18:00~20:30
打ち上げ場所 茨城県土浦市 / 桜川畔(学園大橋付近
アクセス 交通 JR常磐線土浦駅西口から徒歩30分、常磐道桜土浦ICまたは土浦北ICから車で20分 ※JR線土浦駅から有料シャトルバス運行
r駐車場 特設有料駐車場あり(一部無料)、5,000台
打上数 2万発
打上げ時間 150分
例年の人出 75万人
有料席 あり
桟敷席:最大6名2万2000円(マス席)、最大3名1万1000円(半マス席)
問い合わせ 土浦全国花火競技大会実行委員会 電話:029-826-1111

❐花火打上げ場所

土浦全国花火競技大会の見どころ

❐2017年 桟敷席から超大型スターマインの動画

日本三大花火大会は、土浦全国花火競技大会と秋田県の「大曲の花火」、新潟県の「長岡の花火」の3つだと言われています。

この3つの花火大会は、全国の他の花火大会とはちょっとレベルが違います。

その中でも、競技大会として行わるのが、土浦全国花火大会と大曲の花火の2つになります。

煙火業者達がその腕を競い合う、国内最高峰の競技大会の一翼を担うのが、土浦全国花火大会になるわけです。

スターマインは多くの花火大会で見ることができますが、土浦全国花火大会のスターマインは、その打ち上げられる数が多く、圧倒されます。

腕自慢の天才花火師達が、力を見せ合う様を堪能できるというのは非常に贅沢です。

例年打上数は20,000発にも登り、人出は70万人を超える規模になり、全国的にも大規模な花火大会になります。

三部門それぞれの優勝者のなかから、観客を魅了した煙火業者には「内閣総理大臣賞」が授与されることになっており、それを取りにいくために花火師達の気合の入れようは半端ではないと聞きます。

また、他の花火大会では見られないような斬新なものや、新しい技術を駆使したものなど、珍しい花火が見られるのが特徴となっています。

開催時期が10月というちょっと季節はずれの花火になりますが、実は空気が乾燥している時期のほうが花火の煙が残らないので、よりキレイに見えるという事実がありますので、この時期の花火はお得なのです。
 

有料席

有名な花火大会の例にもれず、土浦全国花火競技大会にも、大規模な有料観覧席が設置されます。

全て抽選での購入になり、噂によると倍率は70倍とも言われており、なかなか当たらないようです。

そのため、過去にはオークションなどで高値で販売されるケースもありますが、主催者側は転売を禁止しています。

席の内容・料金

❐桟橋席の料金
全マス(約1.7m×約1.7m、6人まで):2万2,000円
半マス(約1.7m×約0.85m、3人まで):1万1,000円
❐購入方法(例年)
例年と同じであれば、購入方法は次になります。

(1)ローソンチケットによる抽選販売
(電話かインターネットになります)
(2)窓口での抽選
取扱は「全マス席」のみ。

・販売場所
土浦市大岩田の霞ケ浦文化体育会館

・抽選方法
抽選用番号札をその場で配布し、そのあと抽選を行い当選者へ販売する。

・必要なもの
身分証明書
※転売防止のため

座席

2017年のものになりますが、座席のマップは次になります。

画像出典元:http://www.tsuchiura-hanabi.jp/

ちなみに、とてもど迫力なのは7~10番あたりの真正面の席だそうです。

抽選なので、席も選ぶことはできないので、この席があたったらラッキーです。

尚、有料席のシートだけだと、ちょっと硬いので、クッションを持参することをおすすめします。

交通規制

❐交通規制マップ(2017年版)

画層出典元:http://www.tsuchiura-hanabi.jp/
※交通規制マップと同じもの
 

駐車場とアクセス

花火会場近隣の道路は花火観覧者の流入と、交通規制により大渋滞が花火当日は発生します。

だいたい15:00~、花火大会会場近隣が渋滞し始め、時間の経過とともにどんどん激しくなり花火大会終了後にはマックスを迎えそれ以降も大渋滞が続きます。

高速道理からのアクセス

・東京方面から
常磐自動車道 桜土浦IC降車 国道6号経由 約5km

・水戸方面から
常磐自動車道 土浦北IC降車 国道6号経由 約5km

駐車場は、全部で23箇所(計5,000台)ありますが、来場者70万人を超えると言われている土浦全国花火競技大会ですので、全然足りないというのが実態です。

会場に近い駐車場に駐めることは困難ですし、駐められたとしても帰りが大渋滞で抜け出すまでに何時間もかかると想います。

逆にできるだけ、遠い駐車場に駐めて、そこから歩くか、公共交通機関を使って行くほうが得策でしょう。

❐桜土浦IC→花火会場、土浦北IC→花火会場ルートマップ

土浦駅から徒歩でのアクセス

最寄りの駅はJR土浦駅になり徒歩で40分近くかかりますし、当日は歩行者で激混みになるので、もっとかかりますので、それを覚悟しましょう。

❐JR土浦駅からの徒歩ルート

❐帰りのおすすめルート

帰りのおすすめのルートマップは次になります。

また、当日は土浦駅からシャトルバスも出ていますので、それを利用するのも良いでしょう。

画像出典元:http://www.tsuchiura-hanabi.jp/
 

穴場鑑賞スポット

有料席で抽選に当たれば、そこで見るのは本当に最高でしょう。

花火打ち上げ場所から直ぐなうえに、真正面から見られるので、貴重なポジションです。

しかし、当たる確率が非常に低いといわれているので、外れたりそもそもお金を出してまで行きたくないという方への穴場鑑賞スポットをご紹介致します。

尚、穴場と言っても、歴史が古く研究しつくされている感がありますので、ある程度の人の混雑は発生します。

アジュール土浦付近の空き地


❐花火打ち上げ場所からの距離:4,300m
臨時駐車場から徒歩圏内で、わりと空いています。

距離的には遠いので、混雑を避けたい方におすすめな穴場スポットです。

上高津貝塚ふるさと歴史の広場


❐花火打ち上げ場所からの距離:1,500m

ここは広大な芝生の敷地があり、レジャーシート持参で見ることができます。

距離的には少し離れているのでど迫力で鑑賞する事はできませんが、十分花火を楽しめる距離ですし、混雑も少ないです。

霞ケ浦総合公園


❐花火打ち上げ場所からの距離:4,300m
霞ヶ浦総合公園は、花火の臨時特設駐車場になっており、収容台数は600台です。
車を駐めたら、霞ケ浦総合公園は広大な広さがあるので、そのままそこで見るというのも選択肢の一つだと想います。

距離的には、かなり遠くなりますが混雑をできるだけ避けたいという方にはおすすめです。

国民宿舎水郷


❐花火打ち上げ場所からの距離:4,000m

国民宿舎の水車のある場所は、遮蔽物もなく臨時駐車場も近い穴場スポットです。

イオン土浦店付近の空き地


❐花火打ち上げ場所からの距離:700m
ここは、花火会場の後方にある小さな空き地です。

距離的には非常に近く、大迫力で見ることができる穴場スポットです。

桜川沿い

❐花火打ち上げ場所からの距離:300m~2,300m
土浦駅から、花火会場までは桜川沿いを歩くことになりますが、この桜川沿いの場所でも十分花火が楽しめます。

会場付近まで行かずに、途中で見やすい場所を見つけたらそこで見てしまうというのも手です。

花火終了後歩行者の大混雑が発生する前に、帰路につくことができます。

いばらきコープ土浦センター付近の空き地


❐花火打ち上げ場所からの距離:3,700m
霞ヶ浦総合公園よりも、やや花火会場に近い場所です。
近隣に遮蔽物がないので、花火が見やすいスポットです。

筑波山

❐花火打ち上げ場所からの距離:17km
筑波山から見るというのも一つの方法です。

距離はありますが、遠目でゆったりと鑑賞することができます。
 

まとめ


土浦全国花火競技大会は、毎年沢山の人出で賑わい、近隣が人だかりになります。

それだけ、見る価値がある花火大会であると言えますし、本当にすごい花火が毎年登場します。

人混みにもみくちゃにされながらも、見る価値は十分にあると想います。

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