NHK受信料の集金人があまりにもしつこくて、思わず警察に電話しようか?
と思った経験がある方は多いのではないでしょうか?
NHKにとって受信料回収と、未契約者に対する契約締結促進活動が大切な業務であることは分かります。
しかしあまりにもしつこく、度が過ぎた態度で来た場合に警察に頼るというのは、一つの選択肢ではないかと思います。
- NHK受信料集金人がしつこく迫ってくるという事態が、実際起りえるのかが分かる
- 警察を呼ぶと実際にどうなるかが分かる
- 警察を呼ぶと、複数のパターンがありそれがどのようなものかが分かる
- 警察を呼ぶべきかどうの判断基準が明確になる
目次
NHK受信料集金人がしつこくて、実際に警察を呼んだ体験談
私が実際に体験した事件について、それをここで再現させてい頂きます。
尚、これからご紹介する事件はのやりとりは、あくまで私の記憶を堀りお越して書いておりますので、その現場で実際に起こった細かいことや、発せられた言葉を正確に再現されたものでは無いことを、予めご了承願います。
その事件が起こったのは2019年の10月の涼しい季節のことでした。
私の友人(酒田夫妻)が、転勤のため引越するというので、手伝にいったときのことです。
友人(酒田仮名)は、とても温厚でお人好しな性格で、NHKの集金人みたいなジャンルの人間との交渉には決して向かないタイプでしたが、このときいきなり交渉の場面遭遇することになります。
私と酒田は新居へものを運びいれ、それを開梱、設置の作業をしていて、時間は夕方になっていました。
そのとき、突然NHKのものです、と名乗る人が訪ねてきて、酒田は対応していました。
私は、NHKのスタッフと酒田とのやり取りを何となく横目で見ながら、開梱作業をしていました。
私は、NHK受信料の集金人に対する対処方法はもう十分熟知していました。
ですので、追い払うことは超簡単にできるのですが、敢えて何もせずい酒田とNHK集金人のやり取りを観察して楽しんでいました。(笑)
開梱作業をしながら、だんだんとNHK集金人の男性が、ヒートアップしてきて、激しい口調で、今すぐ受信料の申込みをしてください!と何度も何度も迫ってきていました。
そのとき、酒田がわたしの方を見たので、私も作業の手をとめてマンションの玄関口まで歩み寄り、私もそのやり取りに參加しました。
私は、必殺の「魔法の言葉」を使って逃げるように帰らせることは、簡単にできるのですが、敢えて中途半端な対応で、楽しんでみようと思いました。
誰でも簡単にNHKの集金人を帰らせる方法を詳しく知りたい方は次のコラムをご参照下さい。
ここからは、その時のやりとりを覚えている範囲ですが、かつ細かいところは割愛して書いてみます。
NHKのお申し込みはまだだと存じますので、申請をお願いできればと思います。
このとき申し込み用紙をバックから取り出しで、酒田へと差し出してきまし。
この辺から、NHK集金人の語気がかなり激しくなってきました。
酒田は部屋ダンボールの上においていたスマホ(iPhone XR)を持ち、NHK集金人へ見せました。
このときちょっとがっかりした様子で、携帯電話を返してきました。
iPhoneはワンセグ機能がついていないので、受信料契約を迫ることができなくなった為に、がっかりしたわけです。
今、引っ越し作業中でこっちは忙しいんですよ!
勝手にアポもなく押し入ってきて、法律守れと言われても
忙しいから、法律を破るっていうことは、できないでしょ!
カーナビついているってことは、テレビ見られますよね?
カーナビはキホンテレビが見れるので、受信料を払う義務があるんですよ!
いあー見れないと思いますよ
とにかく今これに書いてください。
NHK集金人は、再度「申請書らしき紙」を、再度酒田の前へ突き出してきました。
あなた本当にNHKの人?
あなたも法律をまもりなさいよ!
私とNHK集金人との押し問答がしばらく続きました。
しかし、この集金人は私がしる中ではかなりアグレッシブなタイプです。この感じだと気の弱い人や高齢者は簡単にやられてしまうと思いました。
そうしたら、酒田が以外な行動を起こし始めたので、これはラッキーだと私は内心喜びを禁じえませんでした。
いいですか?
なにもやましいことはないですよ、こっちには!
はったりだと思ったのですが、酒田は本当に110番して、状況を説明していました。
私は心のなかで、酒田ナイス!!!叫んでいました。(笑)
早く手続きをしてくださいよ!いいかげん!
正直警察に電話したら、帰るのかと思いましたが、この集金人は帰りませんでした。
この集金人はアグレッシブにひたすら強行・強引に押しまくるタイプで、性格的に冷静に損得を判断して行動するタイプではないようです。
警察を呼ぶと、かなり時間を取られる羽目になるので、すぐに帰って別の機会のまた訪問すれば良いと考えるのが、合理的です。
そして、だいたい10~20分後に二人の警察官が来てくれました。
あなた、何してるんですか?
受信料は法律の義務なので、そのためにお願いをしてました
受信料はどうするんですか?
この手のやり取りがしばらく続きました。
警察官の方は、両者の言い分を聞いて、それを繰り返すだけでした。
警察官の方は常に両者の話を聞いてそれをそのままの言葉で、相手側に言うだけでした。
これは当然のことですが、契約するしないという点は民事の問題なので、行政警察が関与する案件ではなく、その点で具体的な進言するとそれ自体が問題視される可能性があるためでしょう。
この押し問答がだらだらと1時間程度続いた後、警察官がとりあえず締めてくれました。
あまりあつくならないで
NHKさん、とりあえず今日は返ったほうがいいんじゃないですか?
今引越し作業で忙しいようですから、話し合いは、別の機会でも出来ますよね
これで、NHK集金人も帰りました。
これが、この事件のだいたいのやり取りです。
警察官は酒田に対して契約をすすめることも出来ないし、NHK集金に対して契約を迫るのはやめなさいとも言えないということです。
しかし、NHKの集金人が帰れと言われても帰らないという点は、ある程度の関与が必要だと判断したのだと思います。
非常にしつこいNHK集金人でしたが、警察を呼んぶことで最終的に帰らせることができたという結果になりました。
私のたくさんの経験と情報からか比較すると、そのNHK集金人は相当しつこくて、かつ神経が図太い相手です。
普通は警察を呼ぶといって電話をした段階で逃げるように帰ります。
私は、この件で甘い誤った予測を立ててしまいました。
それは警察官から、一旦は帰るようにと促されたNHK集金人はもうこないのではなか、という予測でした。
最終的なな結末は?
私の予測は非常に甘かったことが、1ヶ月半後に判明しました。
私は一応また来た場合に、完全にシャットアウトする方法を酒田に伝授しました。
完全にシャットアウトする方法は次のコラムに書いておりますので興味のある方はご参照願います。
しかし、酒田はNHKと契約をしてしまったそうです。
ええええ?
電話でその経緯を聞いたところ、酒田が不在で奥さんが休みの水曜日の午後2時頃に突然きたそうです。
酒田は、そんなことを想定しておらず奥さんにまで撃退法の話はしていませんでした。
そんな中、水曜日にいきなり来て、カーナビ本体を確認されてしまい、型式からTVチューナーが内蔵されている機種だと判明したので、そこを突かれ強引に申し込みをさせられたようです。
車にアンテナをつけていないので、テレビは映らない状態なのにも関わらず、この結果になったということでした。
そのNHK集金人はたいした執念の持ち主です。
1回目の訪問時につかまれた重要な情報は2つ。
- カーナビがあるという事実
- 奥さんがいるという事実
私が推測する、その集金人は次の考えで行動したのだと思います。
・旦那がいるとまた警察を呼ばれるので、不在時に訪問したい
・旦那は平日の昼間はいないはず
・平日の昼間で、奥さんだけが在宅してるときがあるはず
・平日毎日酒田邸を訪問してみた
→狙いが水曜にに大当たり!
大変残念な結果に終わりました。
しかし、彼はかなりの高収入を得てるので、大した問題ではないようでした。
警察を呼んだ場合に起こるケースは?
ここでは、NHK集金人がしつこすぎるので、実際に警察を呼んだ場合に起こりえるケースを考えてみます。
呼んだらNHK集金人逮捕・連行される?
警察を呼んだら、NHK集金人が逮捕・警察に連行されることはあるのでしょうか?
それは、ほとんどないでしょう。
暴力を奮って、怪我をさせたというような行為に出てきた場合は、警察に逮捕・連行されるかもしれませんが、玄関口に居座って帰らないという程度だと、警察が逮捕・連行するとういところまでにはならないのです。
その程度のことで、いちいち逮捕・連行→取り調べなどをする時間的な余裕なんてないのです。
現行犯逮捕された場合の流れは次になります。
しかも有罪で執行猶予がつかなければ、収監されてその間も刑務処でも管理する手間が発生します。
警察機構にとって逮捕するというのは、長い期間に渡って多くの作業が発生する大変なプロジェクトになるため、その負担をメマジメントすることは、警察官の必要な仕事の一つだと言えるのです。
NHK集金人が帰るケース
実はこのケースが一番多いと思います。
私自身も警察を呼びますと、言ったことは数回ありますが、逃げるように帰って行きました。
そして、この場合しばらくこなくなるケースが多かった記憶があります。
警察を呼ばれるというのは、NHK集金人にとってやはり契約を取り付ける上では難易度が高い相手だという判断から来なくなると思われます。
NHKはナビタンという情報共有端末を持っていて、それに訪問時の情報を入力します。
警察を呼ぶと言ったような言動をとる、それをナビタンへ記述するので、それを見たら後回しになる訳です。
とは言っても、時間の経過とともに情報の鮮度が薄れるのでしばらくするとまた訪問してくる可能性はあります。
ツイッターでは、下記のような投稿を複数見かけます。
NHKの受信料契約の社員がこの時間にやってきて、悪いなと思ったからテレビ無いけど対応したら、しばらく話してたらしつこくなってきて帰らないので警察呼んだ。
— 田村正明 Bermuda 百慕大 (@bermuda2010) August 25, 2018
それまで契約するまで帰らないといってたのに警察に電話した途端帰った。
警察もすぐ対応してくれた。
呼ぶか呼ばないか?の判断基準はなにか?
NHK集金人を目の前にしたときに、警察を呼ぶか呼ばないのか?の判断基準につていて私なりの考えを書こうと思います。
警察側はあくまで、刑事事件が責任範囲なので、NHKと契約をするかしないかという民事の争点に巻き込んでも意味がないし、迷惑だと思います。
※NHK集金人がそれ以降こなくなる可能性が高まるという副次的なメリットはありますが、、、
実際には110番すると刑事・民事に関わらず来てくれます。
ポイントは、もし自分がNHK集金人に対して帰ってほしいと感じるなら、今すぐ帰ってください、今すぐ速やかにこの場を立ち去りなさい!というように退去勧告をすることが重要で、この退去勧告に対して無視をして帰らない場合、これは刑法130条の不退去罪になる可能性が出てくるわけです。
この段階で、NHK集金人が帰らないなら、警察を呼ぶという選択肢が出てくると思います。
そして、この場合は、NHK集金人がどうのこうのという問題を超えてしまうという点が重要だと思います。
そもそも私有地内に無断で侵入してきて、退去勧告を受けているにも関わらず、帰らないというのは危険な相手である可能性が高いという判断が正しいと思うのです。
これは、もしかしたらNHK集金人だというのは嘘であり、何らかの罪を犯す人かもしれない可能性が出てきます。
この場合は、私たちは自分の身の危険を守る権利がありますし、それを担保するための存在が警察になるので、それを活用するのは至極当然のことだと考えます。
人間には直感的に危険を察知するセンサーみたいなものがあると思います。
自分自身が危険、恐怖、不快さを感じたならばそれは、110番通報しても良いという判断基準になるかと思います。
これは、普通の訪問販売の人がきたときも、同じことが言えるでしょう。
そもそも、訪問販売そのものが、訪問を受ける側に一定のリスクが生まれるというのは、訪問販売に対する苦情件数の増加をみると、そのデータが証明しています。
自治体よっては、訪問お断りステッカーという条例による訪問規制を敷くところが出てきています。
⇓でそのことに少し触れています。
→訪問規制強化の動き、訪問お断りステッカーの広がり
いきなりアポ無しで人がくるということ、そのものに一定の危険があるという事実を認識することで、警察を呼ぶか呼ばないかの正しい判断基準がうまれ、それを実行できると私は考えます。
これをもっと簡潔な言葉にすると、「やばそうと感じたら警察を呼ぶ!」ということになります。
NHK受信料の集金人は本当にしつこいのか?
これは、私個人そして、私が数多く間接的に関わったNHK集金人との体験から確信を持って言えます。
しつこいです!!!
超絶しつこいです!!!
成果報酬がかかった仕事なので、しつこくないとあの仕事はやっていけないのというのがあるのでしょう。
普通の常識の範囲であの仕事をやっていたら、無理ですし、訪問した相手に対して気遣いや、配慮、おもてなし、誠実さなどという要素を持っていたら、全く契約がとれないし、未回収の受信料も回収できなでしょう。
彼らは鬼のようなしつこさで、未契約者に契約を迫り、未払い者に対しては、支払いを迫ります。
これは仕事の性質上致し方ないことだと思います。
Twitter上では沢山のしつこいというツイートがあります。
NHKさんしつこい
— 二足歩行核爆弾🍙新妻舞美 (@zaitoku_aikoku) March 5, 2022
良い人だけど、私は日章新聞さんにしか話さない
NHKをぶっ壊したる
NHK受信料は絶対に払いません❗️✋
— 340進🔔 (@nah9XANWVGRFD2d) March 7, 2022
契約に求める訪問員は委託業者でしつこい悪徳商法❗️#NHK受信料
自宅訪問へやってきて拒否すればいつか再び訪問へやってきます❗️#NHK受信料を支払わない国民を守る党#立花孝志 pic.twitter.com/xdZeaMoISR
家帰ったら反社893使うNHKからしつこいなー請求書。家居るときはゲームか民放しか見ないのに金払えだとふざけるな。早くスクランブルに応じろ、そして政治家は市民からNHKの存在の声に耳を傾けろ #NHK党 pic.twitter.com/NLX4rYo5px
— じゅんぺいNB JTP自称栃木勢 (@junpei_s46) March 8, 2022
必要としてない人、全く見ない人へその映像コンテンツを売るという仕事は、非常に大変です。
野球をやっている人に、テニスクラブの有料会員になってもらうとしたら、それは困難なセールスになるのと同じです。
野球をやっている人、テニスをやっている人、釣りが好きなひと、旅行が好きな人、それぞれを好きな人へそれに合ったもの・サービスを紹介して、利用してもらうというあまりにもあたりまえのことに、逆行するのがNHKへの契約を義務づけている放送法です。
この法律を時代のあったものにかえればこの問題は、全てカンタンに解決するのですが。
今の放送法を変えなければ、釣り人に野球のグローブを買わせるような無理なことを彼らは今後もやり続けるのでしょう。
まとめ
私の個人的な考えですが、訪問販売お断りステッカーの制度を取り入れる自治体がもっと増えてほしいと思っています。
そもそもいきなり知らない人が訪ねてくるということは、訪問された側に圧倒的なリスクがあるのです。
相手はこちらの住居を把握しているのに、こちらは相手のことをなにもしらないし、その場で相手の正体の裏をとることもできません。
本当の身分を語っているかどうかなど、見た目ではわからないわけですから。
その観点で、危険を感じたら警察を呼んでも良いという感覚を持つことが自分の身を守る上で、重要な点であると私は考えます。
ここまでの話を次にまとめます。
まとめ
- 警察を実際に呼んだ体験では、NHK集金人側もこちら側も特に問題はおきない
- 警察を呼んでもNHK集金人が逮捕・連行されることはほとんどない
- 警察を呼ぼうとする、または実際に呼ぶとほとんどんのNHK集金人は逃げるように帰っていく
- 警察を呼ぶ呼ばないの判断基準は「やばい!と感じたら」呼ぶべし!」
- NHK集金人はホント超絶しつこいというのは本当である
- そもそも訪問販売といういきなり家に訪問される事自体が、訪問される側にリスクがある
- 訪問販売を規制する条例が拡がってほしい