NHK受信料には家族割引という制度があります。

これを意外に知らない方が多くて、割引を申請しないまま損をしているケースがあります。

このコラムでは、NHK受信料の家族割引の内容、金額、適用対象条件、申請方法についての情報をご紹介致します。


NHK受信料家族割引とは?


同一生計で離れて別の住宅で暮らすご家族、一人で複数の住居を持っている方などを対象に、受信料を半額にする制度です。

具体的には次のケースで、一方の受信料が半額になります。

(1)同一生計である複数の方が、夫々の住居の放送受信契約を締結している場合に、家元から離れて暮らしている方の受信料が半額になる。

(2)同一の方が複数の住居で放送受信契約をしている場合、別宅等の受信料が半額になる。

画像提供元:NHK

 

家族割引の金額は?


家族割引の金額は下記になります。
振込方式の場合(月額)

割引元 割引先
割引前 割引後 差額
地上系契約 1,310円 1,310円 655円 -655円
衛星契約 2,280円 2,280円 1,140円 -1,140円

割引先が地上契約の場合は、-655円、衛星契約の場合は-1,140円割引になります。

口座引落の場合(月額)

割引元 割引先
割引前 割引後 差額
地上系契約 1,260円 1,260円 630円 -630円
衛星契約 2,230円 2,230円 1,115円 -1,115円

割引先が地上契約の場合は、-630円、衛星契約の場合は-1,115円割引にな
ります。

 

適用条件は?社会人でも適用される?


家族割引が適用される条件は、学生、社会人などの職に関係なく適用されます。
条件は生計が一つであるということです。

生計が一つとはなにかというと、親族間において、常に生活費、学資金、療養費等の送金が行われている場合をさします。

例をいつくかあげると次になります。

生計が一つの例

(1)実家から離れて、学生として暮らしており、親から生活費の送金を受けている。
(2)i単身赴任で地方に一人で住んでいる父親が、家族に生活費を送金している。
(3)母親が療養施設にいて、毎月施設の母に息子が送金している。

また次の条件も満たす必要があります。

家族割引が適用される条件

(1)割引元(実家など)と割引先(一人暮らし先など)の支払い方法が、口座振替・クレジットカード継続払・継続振込のいずれかである。 ※集金による支払いは適用外
(2)連続で6期間以上の受信料滞納がない。

 

学生の方は家族割引の継続手続きは必要


学生の方は、留年や大学院へ進学するなどの理由で学生である期間が延長になる場合は、家族割割引を継続する手続が必要です。

家族割引は申込書に修業年を記載するので、記載した年月になると、割引期間が終了し通常料金に戻ります。

再度家族割引申込書の提出が必要になります。

申込みの記入方法は後の項目でご説明致します。

 

家族割の申込み方法郵送編


家族割の申込み方法は、ご説明致します。

Step1 一人暮らし先の受信契約をする

割引先で受信契約をしていないと、家族割引の申請はできないので、その場合はまず、受信契約の申請をします。

既に契約をしている場合は必要ありません。
→放送受信料新規契約の手続き

Step2 家族割引の申込書に記入する

→家族割引申込書

↓記入例

Step3 必要書類を準備する

家族割申込書の「同一生計確認方法」のところで、どれにチェックしたかによって、準備する書類が違ってきます。

上記の1~5のどれかにチェックしましょう。

①親元/自宅等と同一の口座振替でのお支払いを選択した場合
→口座振替利用申込書
が必要になります。

必要事項を記入して家族割引申込書に同封して郵送します。

※受信契約時に、割引元(実家など)と同じ銀行口座からの支払いを選択した場合も、この書類の提出は必要になります。

②元/自宅等と同一のクレジットカードでのお支払いを選択した場合
→クレジットカード継続払利用申込書
必要事項を記入し、家族割引申込書に同封して郵送します。

※受信契約時に、割引元(実家など)と同じクレジットカードでの支払いを選択した場合も、この書類の提出は必要になります。

③学生証(学生の方に限ります。を選択した場合
学生証のコピーまたは家族割引申込書へ学生証番号の記入が必要になります。

④健康保険証または社員証(単身赴任の方に限ります。)を選択した場合
健康保険証または社員証のコピーを郵送するか、家族割引申込書のお勤め先番号等の記入が必要になります。

⑤その他同一生計が確認できる書類を選択した場合
次の書類が必要です。

・仕送りに使われている銀行口座通帳のコピー(振込み者がわかる部分)
・親の源泉徴収票などの扶養家族の名前が分かるもの

Step4 郵送する

家族割引申込書、必要書類を封筒に入れて郵送しましょう。

郵送は、家族割引申込書:記入例の下部分に記載されている宛名を。
ハサミでカットして、封筒に貼ります。
切手は不要です。





家族割の申込み方法ネット編

ここからは、家族割引申込み方法ネット編です。
ネット編では、必要書類は紙ではなく、撮影した画像データをアップロードする方法で行います。
対象は、学生、単身赴任者のみがネットで出来ます。

Step1 家族割引の手続き画面へ

→家族割引のお手続きをクリック

Step2 内容に同意し、申込画面へ

画面下の本ぺージの説明内容に同意にチェックし、家族割引のお手続きに進むをクリック

 

Step3 インターネット申込みを選ぶ

表示された画面中程にある「インターネットで申込み」ボタンをクリック

 

Step4 詳細情報の入力(割引先)

家族割引お手続き画面が出るので、必要事項を入力する。

家族割引の事由、同一生計の確認方法をチェック

氏名を入力

住所を入力

Eメールアドレスを入力

お客様番号(入力しなくてもok)

 

Step4 詳細情報の入力(割引元)

親元、自宅等の情報を入力する

氏名を入力

住所を入力

お客様番号(入力しなくてもok)

 

Step5 入力内容の確認

入力した内容の確認画面が出るので、入力に誤りがないか確認の上、確認書類アップロードボタンをクリックする。

 

Step6 確認書類をアップロード

健康保険証、社員証、学生証などを撮影してその画像をアップロードする。

画像ファイルのフォーマットはjpg、jpegのいずれかのみ対応です。
画像をアップロードしたら、選択したファイルを確認すボタンをクリック

 

Step7 画像を確認

画像を確認して、問題がなければokボタンをクリック。

 

Step8 確定する

アップロードファイルを確定する画面がでるので、この内容で確定するボタンをクリックする。

Step9 完了

これで手続きは完了です。

 

家族割引の解約方法


単身赴任、別荘・別宅で家族割引を適用していで、元の家に戻る、別宅を売却したなど割引先住居に住まなくなった場合は解約手続きが必要になります。

解約の方法はNHKふれあいセンターのナビダイヤルに電話して、解約を申し出ます。

以前はネットでできましたが、2017年頃からネットでの受付画面が無くなりました。

尚、ナビダイヤルは非常に繋がりにくく、待っている時間も20円/10秒もの高額な通話料を取られますので、つながりやすい平日の午前中にかけるのをおすすめします。

仮に待ち時間10分+通話時間5分=15分だとすると1,800円も通話料を取られますが、この程度は覚悟しましょう。
※解約手続きとしては非常に高額です。

解約する際の電話番号

NHKふれあいセンターのナビダイヤル
電話番号 0570-077-077 かからない場合 050-3786-5003

まず、次のものを準備します。

解約に必要な情報

(1)水道・電気・ガスなどは解約したか?
(2)新住所への引っ越し時期はいつ?(月と上旬・中旬・下旬)
(3)旧住所でのお客様番号or電話番号
(4)旧住所の氏名
(5)1旧住所の住所
(6)新住所の客様番号or電話番号
(7)新住所の契約者氏名
(8)新住所の住所
(9)解約によって生じた差額返金先の銀行口座番号
※銀行通帳を準備しておくと良いでしょう。

次にNHKふれあいセンターナビダイヤルに電話すると、上で上げた9つのことを聞かれますので、回答すると直ぐに解約してくれます。

 

学生の場合の解約はどうなるの?


学生の方の場合は、家族割引は申込書時に記載した修業年に達すると自動的に家族割引が解除になり、通常料金に戻ります。

尚、実家に戻る場合は、前項の家族割引の解約方法と同じ手続きが必要になります。

実家以外の新居に引っ越しをする場合は、住所変更手続きが必要になります。

住所変更手続きをすると、新しい住所で通常料金で受信料を払うことになります。

住所変更の手続きは下記サイトで旧住所、新住所を記載することでできます。
→住所変更の手続き

 

まとめ

家族割引も解約も即やってしまうことが重要です。

後回しにすると、通常料金のまま払ってしまっている、家族割引を利用していて、実家に戻ったのにしばらく割引先の受信料を払っていたなんて人が結構いるそうです。