七五三、袴の着付けはちゃんと学べば誰でもできる?
男の子へ袴を着せるのを自分でやっていみようと思っている方へ。
衣装を自分でレンタルして、自分で着付けてみようと思っているけど、素人でも本当にできるのだろうか?
と思うのも無理はありません。
やったことがないわけですから。
このコラムでは、男の子の着付けは自分できるの?やるとしたらどうやってやるのか?についての情報をご紹介致します。
【目次】
・袴の着付けは自分でできる
・袴の着付け、具体的方法
・ヘアースタイルはどうする
・まとめ
袴の着付けは自分でできる
男の子への袴の着付けは、素人でも出来ます。
女の子の着付けと比べると、その細かい飾りがないし、帯の締め方が簡単です。
髪型も自分でカンタに出来てしまいます。
髪型は↓のコラムをご参照ください。
女の子は髪を結い上げたり、髪かざりをつける必要があり、手間とある程度の技術がないと酷いことになります。
男の子の場合は、着付ける際の外してはいけないポイントと、紐、帯の結び方、順番を抑えれば、殆ど出来てしまいます。
着物のレンタル店では、着付けの解説テキストもちゃんと付けてくれるところが多くなっていますので、それほど困惑はしないと思います。
大抵のレンタルは、練習日の必要性を考えて、利用日の2日前に届けてくれるようになっています。
当日いきなりではなく、前日、前々日には着付けの練習をしてみましょう。
当日に行く際の、袴の取扱方も練習しておきましょう。
トイレに行くときの袴のたくし上げ方も、練習しておきましょう。
ちなみに、袴は「行灯袴(あんどんはかま)」と「馬乗り袴(うまのりはかま)」の2種類あり、
トイレに行くことを考えると「行灯袴」が良いですが、レンタル店で於いているところが少ないです。
↓トレイ対策を解説しております
実際に着てみて、その時鏡に映る自分の姿をみせて上げて、いつもと違う自分の姿を印象付けて上げましょう。
当日これで外を歩くんだ!
というワクワク感が生まれてきます。
袴の着付け、具体的方法
色々と動画を探しましたが、この動画が一番分かりやすいです。
まずは、↓の動画を御覧ください。
ポイント1
肌襦袢は腰のくぼみ当たりにタオルでを巻きます。
お子さまの体系に合わせてタオルは2~3本使用します。
肌襦袢は普段のTシャツでも代用でき、U字またはV字ネックのものにしてください。
ポイント2
着物を着せたとき、長襦袢の袖がしっかりと着物に収まっているかを確認します。
紐はわりとキツめにしめてください。
そのほうがキリッとします。
※子供が苦しがらない程度に
ポイント3
袴にはズレ落ち防止のためにサスペンダーを付けましょう。
ポイント4
わたしは、最初は慣れないので20分ほど着せるのに掛かりました。
紐の結びかたが、結構複雑なのでそこで時間をとられました。
なので、当日ではなく、その前に練習は必須だと想います。
ポイント5
出かけるときは靴で出かけ、写真撮影、神社でのお祓いのときだけ、下駄を履かせましょう。
ダタでさえ慣れない袴を着ているので、下駄はしんどいです。
ポイント6
貸衣装レンタル店は沢山ありますがわたしは↓のところをから借りました。
実際に到着したものは、柄もキレイで良かったです。
ヘアースタイルはどうする
ヘアーワックスを使って、ちょっといじるとそれなりの形になりますので、チャレンジしてみてください。
男の子向けのヘアーアレンジは↓のコラムで8種類程、掲載しておりますので、ご参照ください。
まとめ
子供用なので、最初からズレ落ち防止にサスペンダーも着いてきますし、こなれているんだと想います。
値段的には8,000円~14,000円程で借りることができます。
実際に息子に、袴を着せてその姿をみて、その反応を見るのは、幸せな時間だと重います。
私の息子は、袴を練習に着せた時は嬉しそうでもなく「重い、苦しい、動きづらい」と散々文句を言いながらも、当日はそれなりに楽しんでいました。