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七五三の日に袴を着ているときのトイレはどうする?
七五三で男の子の衣装を袴にする方は多いと思います。
普段着ることがない、着慣れていないものだけに、どれを選んだら良いか分からないし、着付けの方法、出かけてからのトイレはどうすればよいの?などの、分からない点が出てくると思います。
このコラムでは、袴でトレイに行く方法と、袴の選び方、着付けの方法について、ご紹介いたします。
袴を履いてトレイの方法は?
七五三の日のトイレ対応をその年令ごとにご紹介致します。
3歳のとき
この年頃はまだ、トイレトレーニングが終わっていない子供が多いと思います。
早い子どもだと、やっと終えたぐらいではないでしょうか。
終えていたとしても、着慣れない袴を着て、外出先でトイレをするというのは、3歳の子供にとってはハードルが高いといえます。
もし、漏らしたりすると、着物が汚れますし、クリーニング代もかかり、レンタルだとその状態によっては弁償を求められる可能性もあります。
七五三当日は、お母さまの完全サポートがある前提になると思います。
よっぽど自信があるお子さまは例外として、そうでない場合は「オムツ」を着用するのが良いと思います。
この年頃だと、まだオムツを付けても自尊心が傷つけられることはないと思います。
お子さまにとっても、慣れない体験になるし、結構なストレスを感じるはずですから、「オムツ」でトイレをするという課題を1つでも消して、外出することが良いです。
男の子が5歳の場合、その方法と袴は?
気持ちの面
5歳ともなると、「オムツ」というのは難しいです。
本人の自尊心が傷つけれますし、仮に無理して付けても、当日はオムツの中にだすということが出来ず、意味がありません。
そして、トイレトレーグはもう終えているはずですから、外に行っても自分出来るという体験が得られる良いチャンスと思いましょう。
知識の面
ただし、袴というのがハードルになるので、そこはお母さまがトイレのとの対処方法を、具体的に頭に入れておきましょう。
まずは、トレイを済ませるまでの方法を教えてあげましょう。
それと、袴の取扱方を覚えて、それを具体的に教えてあげる必要があります。
↓袴を履いたまま、トイレをする方法の動画
この方法だと、袴を脱ぐことなく、大をすませることが出来ます。
実際にこの動画を見ながら、出かける前にやってみると良いと思います。
袴選び
袴には、「行灯袴(あんどんはかま)」と「馬乗り袴(うまのりはかま)」があり、「行灯袴」はロングスカートのように筒状になっているので、それをまくりあげるだけで、トイレはできます。
先の動画を参考にして、上前と下前を結んでしまえば、袴は上に固定されますから、わりと楽に用を済ませることが出来ます。
「馬乗り袴」の場合は、先の動画の方法で、片足をもう一方へ入れることで出来ます。
できるだけ、「行灯袴」を選ぶのが無難ですが、レンタル品が少ないのです。
片足をもう一方の足の筒へ入れる練習を、お母さまのサポートで、出かける前のやってから行きましょう。
小だけなら、裾が広くてまた部分が広いので、どちらか片方を股まで上げて用を済ますことが出来ます。
5歳の子のトイレが一番難関だと思います。
事前に準備をして、トイレに行くときのシュミレーションをしておくことが、無事に過ごす鍵になります。
袴を脱ぐ必要が出てきた場合には、次の動画で脱ぐ方法と、着付ける方法を見ておきましょう。
7歳の時
7歳にもなると、おトイレの心配はあまりなくなります。
着物という着慣れない状態であることがハードルになるだけです。
男の子の場合は、5歳の子の場合のケースと同じ対応で行けるでしょう。
女の子の場合は、着崩れしないようにすることが必要です。
ちょっと長いですが、着物の種類のよって複数のパターンを解説した動画を見て頂ければと思います。
着崩れをしない方法がこれで分かります。
まとめ
七五三という大切なイベントではありますが、やはりトイレは心配になります。
まして、レンタル品だと汚してしまったときのことを考えてしまうのは、心情だと思います。
5歳の男の子はスーツではなく、袴が理想ですが、言うことを素直にきかなくなる歳でもあり、7歳程の能力もないので一番やりづらい歳ですね。
袴なんてめったに着る機会はないので、七五三という少ないチャンスに袴を着せてあげたいと思うのが親の気持ちです。
慣れない袴を着て、外に出るという体験は、普段はしない体験を通してお子さまとのコミュニケーションが深まる機会になるのではないでしょうか。