1年間で一番寒い時季にあたる節分の日は、冬が終わりを告げて、春へと向かい始める日でもあります。
日本の伝統行事である豆蒔きをする日でもありますね。
最近では、「恵方巻き」を食べる方も増えています。
一方で、お子様が中学生になると、やらなくなるご家庭も多いです。
そうなると、やはり恵方巻きのへ、いってしまいますね。
このコラムでは、節分の日に必要な物とその意味由来をご紹介致します。
節分とは?
節分の日について、簡単にご説明を致します。
節分とは、季節の変わり目の日を指し、立春の日の前日が節分になります。
季節の変わり目には邪気が入って来やすいと考えられていた事により、邪気払いをするために豆蒔きする習慣が生まれて今までそれは受け継がれています。
節分はいつ
節分の日は大体2月3日頃になり、これは年によって前後します。
これは四季のサイクルと太陽の動きを基準にした季節のサイクルが一致しないために発生します。
その修正をするために、節分の日を早めたり、遅めたりする必要があるのです。
ですので、今年の節分の日はいつになるのかを、事前に確認しておきましょう。
節分に用意するものリスと7選
節分に用意するものリスト7選をご紹介致します。
1福豆
これは言わずとしれた、豆蒔きに使う福豆(炒った大豆)です。
節分の前日には準備し、枡へ入れて神棚にお供えしておきましょう。
尚、最近では、福豆ではなく落花生を使うご家庭が増えています。
2恵方巻き
これも節分の定番ですね。
恵方巻きは、「歳徳神」という神様がいらっしゃる方角を向きながら、ガブット一気に食べると今年1年幸せに恵まれて過ごすことができると言われています。
3柊鰯(ひいらぎいわし)
柊鰯は、関西中心に玄関に飾る習慣があります。
焼いた鰯の頭を柊という木の枝に挿し、玄関先に飾ることで、厄除け、魔除けの効果があるとされています。
4節分まんじゅう
厄除けの効果があるとされる「節分まんじゅう」は、昔から節分の日に食べられてきました。
岐阜県瑞浪市の「美濃廣庵 満開堂」という和菓子屋さんのように、オリジナルな節分まんじゅうを出しているところもあります。
鬼の金棒のように表面がゴツゴツしている「鬼まんじゅう」。
5落花生
落花生は、北海道や東北地方で使われています。
殻付きのまま蒔くことで、福豆よりも衛生的で、遠くに飛散しないため、豆拾いもお掃除も楽です。
6鬼のお面
お子様がいる方は、やはりお面はあったほうが良いでしょう。
素材をダウンロードして、自作することもできます。
7枡
福豆を入れておく枡はあったほうがよいです。
折り紙でもできてしまいます。
終わりに
節分で、豆蒔きするご家庭は、少しずつ減ってきているようです。
お正月からちょっと経過すると直ぐに節分なので、微妙な時季なのだと思います。
少し寂しいです。