ハロウィンの季節になりましたね。
秋分の日が過ぎて、めっきり秋らしくなりました。
そして、やたら目につくオレンジのかぼちゃ、、、
完全に日本の秋の風景となった、このハロウィン。
自分の記憶ではいつからこの風景を目にするようになったのかが、全く思い出せないのです。
しかし、このハロウィンとは一体いつから、日本で行われるようになったのでしょうか?
色々調べていたら、2000年ころから徐々に日本でやり始める人・企業が出てきたという感じらしいのです。
確かに20年前はなかった気がします。
このコラムでは、日本におけるハロウィーンの始まりと、その定着の歴史についてご紹介致します。
東京ディズニーランドが火付け役になった
東京ディズニーランドでは、1997年に初めて秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハッピーハロウィーン」を開催しました。
このイベントは10月31日だけの限定イベントだった。
それが年々パワーアップして、2年後の1999年には、「ハッピーハロウィーン・トワイライト・パレード」を開催し、約400名のゲストが仮装して、ディズニーキャラクターとパレードを行いました。
さらに2001年ころからは、10月中に開催されるイベントとして定着し始め、現在では9月上旬ころから10月末まで開催されるディズニーランドの大きなイベントの一つになっています。
経済効果も高く、クリスマスに次ぐ大規模なイベントのなっていると言えますし、日本経済の発展に大きく寄与している事は事実でしょう。
これがハロウィンの普及・定着にとって、とても大きい要因になったといえます。
2016年のデータですが、東京ディズニーランド・シー合わせて来場者数はなんと3000万4000人にも上り、日本人口の1/4が行っている計算になりますから、TDLが取り入れるというのは絶大な普及効果があるわけです。
このディズニーがイベントを提供し始めたということが、日本にハロウィンが広まり馴染みのあるものになっていくことの大きな要因になったということが言えます。
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キディランドのハロウィーン・パレードが最初
TDLよりも更に前の時代1983年に、原宿にあるキディランドで日本初のハロウィンパレードが行われました。
イベントは開始当初、100人ほどの人たちが参加し、歩行者天国の表参道を練り歩いたそうです。
そのころは外国人の参加者が多く、当時の日本ではハロウィン自体が、殆ど知られていなかったため、大変注意を集めました。
それ以降、イベントの規模が段々と大きくなり、今では表参道の通りを埋め尽くす程の規模になっています。
キディランドは、ハロウィンに関するグッズを売り出し、その売上を拡大していきました。
これは、原宿という場所で主に若年層に対してその存在感をましていったということになります。
尚、現在もこのパレードは回を重ねています。
仮装してパレードするというのが、この原宿だったり、川崎から始まったのです。
2016年のパレードの様子(川崎)
2016年のパレードの様子(原宿)
これで、日本にハロウィンの普及・定着が始まったというわけです。
さらには、お菓子メーカーが参入
更には、お菓子メーカーが参入し始めます。
USJハロウィン限定かわいいお菓子のお土産動画
これってキディランドがキャラクターグッズを売り出したら、次はお菓子メーカー出すという流れは自然なんだと思います。
子供にキャクターグッズを売って、さらにはキャラクターのお菓子がでたら、食べたがるのは必至のこと。
これによって、更に認知度が上がってその子達が大人になると、大人のハロウィンを楽しみ初めるという流れが出来上がったということです。
ビジネス戦略に乗せられた
正にグッズメーカ、TDL、お菓子メーカーの戦略に上手に乗せられたということでしょう。
ハロウィンがクリスマス、バレンタインデーに続く消費効果の高いイベントへと、その存在感を大きくしてきたんだと思います。
そして、10月末は、夏休みが終わって寒くなって、クリスマスも少し先だし、あまり主だったイベントがない隙間シーズンだと思います。
そこに10月31日という最高のタイミングのお祭りネタが入って来たのを、見逃さなかったのは商魂たくましいと言わざる終えませんね。
まとめ
(1)元祖は1983年キディランドの原宿パレード
(2)TDLが1997年に「ディズニー・ハッピーハロウィーン」を開催
(3)お菓子メーカーが参入
という流れですね。
あとは、この流れに乗っる企業がたくさん出てきて毎年9月になると、全国色々なところでイベントが開催されています。
ただ、近所でやるとかまでのレベルにはいってないとは思います。
まだハロウィーンは、ちょっと気合入れないと入ってイケナイところがありますね。
仮装は面倒くさいし、恥ずかしさもあるし、着替えも面倒くさい。
私は、ハロウィーンというのは、秋を象徴する今年残っている時間を良いものにしたいと思わせてくれる、オレンジ色の炎に思えています。
→川崎ハロウィンの歴史は?参加方法、楽しみ方、着替えはどこでする?
→多摩センターのハロウィンで「指令書」を確実にゲットする方法。