七五三、4月生まれの子は何歳で行うべきなの?
お子さまが4月生まれ、もしくはもっと早生まれだと、まだまだ幼いので数え歳で七五三を行うのに躊躇するのではないでしょうか。
仮に4月1日生まれだとすると、2歳と7ヶ月で七五三を行うということになります。
2歳の子に着物を着せて、お出かけするのは困難でしょう。
このコラムでは、七五三はいつやるべきなのか?
というお話を整理して、どんな選択肢があるのかについて、ご紹介致します。
七五三の日程を整理すると
七五三の日程を整理します。
七五三の日:11月15日
年齢は:女の子は3、7歳
----男の子は3、5歳
----※3歳ではやらないという方もいます。
七五三は昔数え歳でやっていましたが、今は満年齢でやるのが一般的になっています。
4月1日生まれの子が、3歳(満年齢)の七五三を行うべき日は、3歳(満年齢)の11月15日になり、年齢でいうと3年7ヶ月14日目に行うことになります。
満年齢でやらなければならないの?
では、満年齢でやらなければならないのか?
というと、結局そうでもないです。
1年早めて、数え歳でやってしまうというケースは多いです。
但し、3歳の七五三は早めると、2歳代での七五三になるので、これは大変ですね。
兄弟姉妹がいて、その七五三に合わせてやってしまう方もいます。
ただ、範囲としては、満年齢を数え歳にしちゃうという範囲ならありです。
5、7歳の七五三の場合になると、満4歳、6歳のときにやってしまうケースがあるわけです。
早生まれの子は、遅生まれの同級生と一緒にやりたいという方が多いからです。
柔軟に調整する
そのときの状況と成長具合に合わせて調整することで良いと思います。
お子さま本人の要素
3歳の七五三は数え歳でやると、結構きついのではないかと思います。
数え歳でいくと、一番若い子では1歳と11ヶ月で七五三をやることになってしまいます。
これでは、お子さんが今後も末永く健康に成長して欲しいと願う行事なのに、無理を強いてしまうことにもなるでしょう。
年齢の数え方
満年齢の数え方は,生まれた時が0歳で,翌年の誕生日の前日の終了をもって1歳になります。
◯数え歳の数え方
数え年の数え方は,生まれた時を1歳とし1月1日を迎えるごとに加齢されます
着物を着せて、神社でお祓いをしてもらい、写真をとって、食事してなどをやるわけですから。
その子の成長具合、性格に合わせてやるのがよいでしょう。
成長が早くて、おとなしい子ならできるとは思います。
下の動画のに出ているタイプの子だと、なんとかなると思いますが、決まりきったルールはないので、その時の判断になると思うのです。
まわりの要素
早生まれの男の子で、5歳の七五三なら、同級生と一緒にやるために1年早くやってしまうというのもありますよね。
7歳の七五三なら、女の子同士で仲の良い友達と一緒いやりたいはずです。
来年に回すと、一緒に盛り上がる友達がいない状態になるとしたら、ちょっとかわいそうです。
つまりは、
お子さまが早生まれの場合は、まわりの状況に合わせて、満年齢でやったり、数え歳でやったりと柔軟に変えて良いのです。
まとめ
成長スピードにもよりますが、満年齢で行うのが吉!
数えでやると、まだ幼すぎるので大変です。
数え歳でやっても、満年齢でやってもどちらでも吉!
扱いづらい子なら、満年齢まで待ってできるだけ落ち着くのを期待する。
まわりのと歩調を合わせたいのかを本人に聞いて、その意向にそって決める。
何れにしても、ご自身が楽にできることと、お子さまの希望を聞くことが重要なんだと思います。