たまごっち初代の偽物、模倣品、類似品大全!パチもんを一挙に紹介!

携帯型デジタルペット育成ゲーム「たまごっち」。

たまごっちは1996年末に発売されて、翌年の1997年に大ブームになりました。

大流行したたまごっちですが、そのブレイクぶりに比例して偽物、類似品、模倣品が世の中に大量に溢れかえりました。

 

本物のたまごっちが品薄で手に入らず、代わりに類似品で遊んでいたという人も多いのではないでしょうか。

 

これらのものを挙げ連ねてみます。

 

初代たまごっち関連記事は次になりますので、興味のある記事がありましたらご参照下さい。
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模倣品、類似品の偽物たまごっちたち

 

ぎゃおッPi

 

たまごっちパチモン界では一番売れたのではないかという商品。

 

たまごっちが手に入らず、パチもんで我慢する人がたくさん生まれ、その人達の受け皿になりました。

 

一時期は手に入らない状況にもなった商品。

「でいのッPi」「とりけらッPi」「ぷてらのッPi」と、語尾に「~っち」とつける「たまごっち」のネーミング方法を丸パクリしたキャラたちは以外に見た目もよく人気を博し、成長するときの楽しさもそれなりにあった。

 

難易度が若干高めの別バージョン「ぎゃおッPi2」も発売されたパチもん界のヒット商品である。

 

 

 

ぎゃおッPi2

ぎゃおッPの別バージョンで、育成難易度を少し上げた商品。

 

 

 

ぎゃおッPi(恐竜バージョン)

ぎゃおッPiの恐竜バージョン。

ぎゃおッPiが売れたため、別バージョンを出し少しでも稼ごうという意欲作。

 

 

 

ジュラペット

パチもんの中ではとても優秀な商品。

ツクダオリジナルから発売された「ジュラペット」
これは1997年にヒットした映画「ロストワールド」とのコラボ商品。

 

「ツダダオリジナル」が恥も外聞もかなぐり捨てて、ハリウッド映画から版権を買ってまでして発売した商品。

 

たまごっちブームに便乗して楽して儲けを出してやろうという意欲作。

 

成長すると、映画に出てくる恐竜になったりするという、贅沢な内容。

 

ハリウッド映画のバカ高い著作権料を、この商品に投入するというチャレンジ精神は賞賛に値する。

 

デジタル恐竜たまご ジュラペット
発売元:ツクダオリジナル

 

 

 

ジュラペット別バージョン

最初のジェラペットがそこそこ売れたもんだから、調子に乗ってちょっと外見を変えて出した商品。

発売元:ツクダオリジナル

 

 

 

 

DINOPET

たまごっちをパクってツクダオリジナルが出したのが「ジャラペット」。

そのパクリ商品である「ジェラペット」を更に丸パクリしたのが「DINOPET」。

 

フォルムもデザインも全てがジュラペットそっくり。

 

流石にパッケージは変えてある。

しかし、これが英語圏で売れていたのでしょうか?

未だにヤフオクで新品が売られていたりします。

 

 

 

ゴジラッパー

この辺になると、もうなんでもありの商品。

 

ゴジラでもなんでもない動物に、ゴジラッパーとネーミング。

東宝の著作物なので、「ゴジラ」という名前はそのまま使ったら訴えられるでしょう。

 

 

ゴジラッパー
発売元:トキ商会

 

 

 

ディノべビィ

ジュラペットからパクったという雰囲気丸出しの商品。

 

そんだけ「ジュラペット」が偉大なパクリ商品だということなのだろうか。

ディノべビィ
発売元:DINO LABOLATRY

 

Giga Pets BABY T-REX

アメリカ発売の育成ゲーム。
ジュラペットと同じく映画「ロストワールド」とのコラボ商品。

 

日本では流通していない商品だが、こんなものがアメリカで売れたのだろうか。

 

アメリカのアマソンでは未だに売られている。

 

 

Giga Pets BABY T-REX
発売元:TIGER ELECTRONICS

 

 

 

らくらくダイノくん

やってみるとキャラの成長の変化があまりなく、つまらないと評判だった商品。

 

多くのおもちゃ屋が、たまごっちを仕入れることができないため、たまごっちブームに乗っかり少しでも儲けを出そうと、店頭に並べられた商品である。

 

 

ラクラク ダイノくん

 

 

 

DINKIE DINO

「らくらくダイノくん」の海外バージョン。

外観、デザイン、内容もすべて同じ商品。

パッケージの形まで同じ。

 

 

DINKIE DINO
発売元:不明

 

 

 

Dino BOBO

「らくらくダイノくん」とそっくりの商品。

 

たまごっちをパクらないで、たまごっちを模倣した、パクリ粗悪品の「ラクラクダイノくん」何故パクるのだろうか?とそのセンスは多くの人を思考停止状態に誘う。

 

 

Dino BOBO


ユキペンギン

「らくらくダイノくん」のペンギンバージョン。
液晶が目のサイズが少しだけ大きい以外はほとんど違いなわからない。

 

ダイノとはなんなのか?

 

さらにダイノがペンギンになるその意味は誰にも分からないだろう。

 

その思考プロセスは、とても興味深い。

 

 

 

DRAGOTTI

これも恐竜育成もの。

この辺の商品になると、内容なんてもうどうでも良くなる。

 

 

どらごっち DRAGOTTI

 

 

 

なき虫りゅう太くん

パッケージには「読売テレビ主催:世界大恐竜博公認オリジナルゲーム」と書かれている。

 

きっと、このメーカー(日本フレックス)が読売となんらかのコネがあり、無理やり「恐竜博公認」の許可をねじ込んだのだと推測する。

 

だとすると、その商魂のたくましさは賞賛に値する。

 

ネーミングが「なりきりダイノくん」とリズムが似ていると感じるのは私だけだろうか。

 

画面下にはキャラの気分を示す顔マークが表示されるが、これは少しオリジナルな表現だとは思う。

 

 

なき虫 りゅう太くん
発売元:日本フレックス

 

 

 

ガンバレ!!りゅうたくん

「ガンバレ!!りゅうたくん」

「なき虫りゅう太くん」のシリーズではなく、全く関係のない商品。

「なりきりダイノくん」
「なき虫りゅう太くん」
「ガンバレりゅうたくん」

発音が9文字でリズムがどうもこの3つが似ていると感じてしまいます。

 

 

ガンバレ!!りゅうたくん

 

 

 

AKACHAN

ともて面白いネーミングの商品。
生まれたときは赤ちゃんだから、AKACHANという商品名にしたとしたら、すごすぎるセンスです。

 

 

AKACHAN

 

 

 

 

 

恐竜ゲームギャオー

この辺の商品になると、もうすごくロークオリティーになる。

パクリのパクリのパクリのパクリという感じ。

 

最初に出て来るキャラは、卵の殻から首を出しているだけの、意味不明な生き物で、折角育成しても全然かわいくないままです。

 

 

恐竜ゲーム ギャオー (ホワイト)

 

 

 

POCKET DINOSAUR

60年代のおもちゃのパッケージをコピーしてきたような、クラシックなデザイン。

 

パッケージの絵は恐竜ですが、液晶に表示されているのは、なにやら軟体動物のよう。

 

 

POCKET DINOSAUR

 

 

 

ダイナソー王者

T-レックスをかたどったデザインは画期的である。

こんな商品は他にはありません。

 

↓の写真をみると、上顎が邪魔で見にくいし操作しづらい様に見えますが、写真の状態よりもう少し上に開くことができるので問題はありません。

 

これを学校に持っていた人は多分いなかったでしょう。

だって恥ずかしいですから。

 

 

ダイナソー王者

 

 

 

玉緒っち

俳優「中村玉緒」さんがモデルの「玉緒っち 」を育てるという前代未聞の育成ゲーム。

 

「中村玉緒」がよくこんな企画を請けたと誰もが思う芸能人コラボ商品です。

 

たまごから生まれて、大女優になっていくという、あまりにもおもろすぎる設定です。

 

 

珠緒っち

 

 

 

ばうッPi

シリーズものの犬バージョン。

恐竜→「ぎゃおッP」

鳥(アヒル)→「ぐあッPi」

鳴き声にPiをつけるという超安直なネーミング。

 

本体の形状は犬の形をしていているのが特徴。

 

 

ばうッPi

 

 

 

 

 

 

 

 

ペットごっち

たまごっちをパクったパッケージに犬小屋の形をした本体形状を採用。

 

なんとかオリジナリティーを醸し出そうとしている努力作。

 

 

ペットごっち

 

 

 

MY PET

「MY PET」はゲームセンターのクレーンゲームやガチャポンの当たり景品専用商品。

 

販売はされていない商品であったため入手が困難であった。

 

それによって、希少価値が生まれ人気が出た。

 

内容も、他のパチもんとは一線を画し操作性も高く、中のキャラのデザインも愛着の湧くものであった。

 

 

MY PET

 

 

 

ポケわん

ゲームとは思えない、まるでキッチンタイマーのようなデザインは、妙に愛着が湧く。

 

ネーミングも素晴らしく安直なところが面白い。

 

 

ポケわん

発売元:日本フレックス

 

 

 

ガンバレ!!犬だくん

ネーミングが「ラクラクダノンくん」を思い出させられる。
発音9文字シリーズ。

 

体重を測ることがができて、日々の増加をチェックできる。

 

寝る前にはパジャマを着せることができるが、着せないと機嫌が悪くなります。

 

 

ガンバレ!!犬だくん

 

Pocket Sam Puppy

犬の形をした外観はデザインで独自性を出そうと頑張ったんだと思いますが、とても使いずらそうです。

 

また、小さい割にやたらかさばりそう。

 

 

↓は同モデル

 

 

 

MICRO PET

MICRO PET
こちらも名前が違う同モデル

 

 

 

 

 

 

 

Cute Puppy

パッケージのデザインのセンスがすごい。

Cute Puppy

 

 

 

My Little Cloopy

「Cute Puppy」にそっくり。

多分丸パクリ商品でしょう。

 

 

My Little Cloopy

 

 

 

My Galaxy Pet

バルク品みたいなパッケージ。

My Galaxy Pet

 

 

 

My Sweet Puppy

形状が犬小屋に形をしているのが良いですね。

画面を大きめで、本体も大きいので見やすくて操作性も高そうです。

 

 

My Sweet Puppy

 

 

 

そだっちゃーシリーズ

見るからにパチもんなパッケージです。

 

 

そだっちゃーシリーズ

 

 

 

ねこっちゃ

猫を育てるというのはわりと希少です。

猫は、成長させて結婚まで行くのが目的になっています。

 

ねこっちゃ

 

ねこっちゃハート型タイプ

 

 

 

 

 

ネコ生んじゃった

タカラがとりあえずたまごっちブームに乗っかり、楽して儲けようというスタンスで出した「ネコ生んじゃった」。

 

「ねこふんじゃった」をもじったんでしょうか。

 

老舗のタカラが放つその安直なネーミングセンスには脱帽です。

 

もう一台とコミニケーションを取ると、新たに子猫が生まれるとい

う機能を装備し、売上げ増を狙った意欲的な作品。

 

 

ネコ生んじゃった

発売元:タカラ

 

 

 

 

Giga Pets 101

アメリカで発売されていた「Giga Pet」シリーズ。

映画「ロストワールド」「スターウォーズ」とコラボした育成ゲームを発売した実績もある。

 

この商品は、ディズニー映画「101匹ワンちゃん」とのコラボ商品。

 

バカ高い著作料を取るディズニーキャラクターを使ってのゲームなので、きっとたくさん売れたのだと思います。

 

これはパチものではなく、たまごっち以上の商品です。

 

Giga Pets Virtual Friend - 101
発売元:TIGER ELECTRONICS

 

 

 

Giga Pets DIGITAL DOGGIE

パッケーはそれほど凝ってないですが、育成ゲームの完成度は高い。

Giga Pets DIGITAL DOGGIE
発売元:TIGER ELECTRONICS

 

 

 

Giga Pets COMPU KITTY

Giga Petsのネコバージョン。

動物の種類を変えて、たくさんの育成ゲームを出してます。

 

Giga Pets COMPU KITTY

 

 

 

NaNo PUPPY

アメリカ製の商品。

 

日本では買えなかった商品。

 

今もアメリカのamazonで売っていて、レビュー評価も高いゲーム。

 

 

Nano Puppy

 

 

 

NaNo KITTY

NaNoシリーズのネコバージョン。

「Giga Pets COMPU KITTY」に、内容的には近いゲーム。

 

NaNo KITTY

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

たまごっちブームに便乗して、多くの会社が短期間で適当な企画を立てて、どっかの安いプログラマーに頼んで作っちゃった製品がたくさん出回りました。

 

 

そこそこのモノもでましたが、多くのものは酷い品質でした。

しかし、本当にものがなかったので、我慢してパチもんで遊んでいた人も多かったでしょう。

 

パチもんの思い出のままで来てしまっているヒトも多いと思います。

 

 

1997年の第一期たまごっちブームで、バンダイは最終的に45億円の赤字になったそうです。

 

大量に生産したたまごっちが、1998年に入るとその熱が一気に沈静化して大量の在庫が残ったのがその原因です。

 

 

 

2017年には、「映画たまごっちヒミツおとどけ大作戦」という短編映画が公開されました。

 

 

 

小さなブームが続いているということなのでしょう。

 

細く長くの路線で、2017年の今でもたまごっちを売っているんですね。

 

 

バンダイ頑張れ!

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