NHKがくる家こない家の特徴条件を考察してみた

絶対的な条件・特徴があるわけではありませんが、NHKの集金人がくる家と来ない家があると言うのは事実です。

もっと言葉を正確に言い換えると、NHKの集金人にとって営業効率が良い家と悪い家があるのだと思うのです。

NHK集金民は民間企業なので、可能な限りたくさんの契約を取り付け、可能な限り多くの未払い者から受信料を回収することを目指して行動していると思います。

このコラムでは、どのような家にNHK集金人が来やすいのか?また来にくいのか?の特徴・条件を挙げてみます。

ここで上げる特徴・条件は絶対ではありませんが、何かの参考になればと思います。

この記事を読んで得られること

  1. NHK集金人が来ない家の特徴・条件が分かる
  2. NHK集金人が来やすい家の特徴・条件が分かる

NHKの集金人が来ない家の特徴・条件

まずは、NHKの集金人が来ない家の特徴・条件を挙げます。

人口密度が低い地域

これ傾向はっきりとしています。

当然ですが、過疎地へいけば行くほど営業効率は下がっていくので、NHKの集金人がくる頻度は減っていきます。

ただし、絶対とは言い切れないのが、過疎地にいけば行くほど、年齢層が高くなるためNHKへ加入してくれる確率が高くなるということです。

一旦NHK集金人がきてしまい、そこの自宅の人が高齢者の場合は、契約締結・受信料の全額回収が終わるまで頻繁に来る可能性が高くなります。

高齢者は、NHK集金人にとって一番落としやすい美味しいターゲットなので狙われるのは必至です。

逆に、過疎地で年齢が30代~60代だと分かると、ほとんど訪問しない傾向があります。

交通の不便な場所

NHK集金人の多くは徒歩と公共交通機関、自転車を使って巡回しています。

一部車・バイクを使っている人もいますが割合としては前者が高いのです。

当然ですが、車・バイクを使えばコストが高くなるので、それは避けたいわけです。

このことから、駅から遠い家、坂の頂上にあるような家は、来ない傾向にあります。

とくに、周りに家が1件しかないような家にはほとんど訪問しません。

理由は営業効率が悪いからです。

大きな犬がいて吠えまくる場合

nhk,来る家,来ない家,,,,,,

来訪者が来ると激しく吠えまくる犬がいると、なかなか来ません。

これはNHKの集金人だけに限った話ではありませんが、正直犬に吠えられるのは結構ストレスがかかるからです。

 

世帯支払い率ワースト1の沖縄県

nhk,来る家,来ない家,,,,,,

沖縄県のNHK世帯支払い率は、2020年の統計で見ると、全国平均の80.3%に対してそれよりも30.5%も低い49.8%という数値を出しています。

これは47都道府県中で一番世帯支払い率が低いのです。

※受信料支払い率

世帯支払数÷受信契約対象世帯数=受信料支払い率

NHKと契約しない傾向が強い沖縄は、人口も少ないのでNHK側が投入できる集金人の数も少なくなる傾向にあるため、沖縄県の平均として、訪問を受ける頻度は低くなると考えられます。

県という単位で考えた場合、沖縄県に住んでいる方は、しつこく訪問されるケースが少ないという傾向ハッキリとあるでしょう。

完全シャットアウトした家

nhk,来る家,来ない家,完全シャットアウト,,,,,

これは、NHK集金人の訪問に対して、厳しい対応でシャットアウトした場合、それ以降しばらくはこなくなります。

完全にシャットアウトする例
  1.  訪問時にNHK集金人にカメラを向け撮影した。
  2. NHK集金人ガ来た際、目の前でNHK党のコールセンターへ電話して、対応の指示を仰いで対応した。
  3. 帰れといっても帰らないため、110番通報して対応した。
  4. NHKとは契約しません!契約してほしければ、裁判を起こして契約締結を要求してください!とはっきりと断り追い返した。
  5. NHKの受信料は支払いません。支払って欲しいなら裁判を起こして、それを通じて請求してください!とはっきりと断り追い返した。

 

上記のような対応を、NHK集金は非常に嫌がります。

ナビタンという世帯の情報を記録する端末に、そのような対応をされてことを記録しますので、その記録によって担当者が変わっても来ない状態がキープされます。

なお、NHK集金人の断り方、撃退方法の詳しいやり方は、次の記事を参ご照ください。

 

BSアンテナがついていない家

nhk,来る家,来ない家,,,,,,

これは若干優先順位が下がるという程度ですが、NHKの契約は衛星契約の方が高いので、衛星契約ができるBSアンテナがついている戸建、マンション、アパートのほうが狙い目です。

ないと、若干優先順位がさがる傾向はあると思います。

下の図の通りNHKは、地上契約の減少を上回る衛星契約増を達成し続けて、受信料収入を伸ばし続けて来ました。

 

 

 

 

 

 

 

画像出典元:NHK

つまり、契約単価の高い衛星契約を増やし、増収カーブを維持し続けることが、NHKにとっての重要目標です。

 

 

家の場所が見つけにくい家

nhk,来る家,来ない家,,,,,,

家によっては、マップを見てのその位置へ行っても家がなく、どこにあるのかわからない家があります。

そのような配置の家は、なかなか見つからないため、NHKの集金人が寄り付かないことが起こりえます。

社員寮・学生寮

nhk,来る家,来ない家,,,,,,

社員寮・学生寮で、玄関が一ヶ所になっている構造の場合に来ることはないでしょう。

寮の管理人さんが、訪問者に対する対応方針について、会社側からどのような指示を受けているかによりますが、基本的に訪問者は追い払うという原則で対応してる場合が大半でしょう。

以前私が入っていた社員寮ではNHKだけじゃく訪問販売は全て追い返していました。

しかし、会社の方針がはっきりしていない場合、管理人がNHKの集金人に説得されて突破された場合は来るかもしれません。

NHK撃退シールを貼っている家

これは、以前ほどの威力はなくなりましたが、まだまだ「NHK集金人避け効果」を発揮します。

全然効果がないという意見もありますが、これは以前よりもNHK側が「NHK撃退シール」が貼ってある世帯を訪問するように、指示をだしているからだと推測します。

ですが、NHK集金人が巡回する現場では、シールありの家と、シールなしの家が2つ並んでいて、時間的に一つしか訪問できないとしたら、シールなしの家へ訪問するのが普通です。

シールありは面倒くさいことになるし、NHK党のコールセンターへその場で電話されたら、それでおしまいで避けたいというのが、NHK集金人の心情であると考えます。

NHK撃退シールを貼った場合にどうなるのか?について詳細のレポート記事を書いておりますので、興味のある方はご一読ください。

 

 

受信料免除対象になっている家

NHKは、受信料免除の対象者を決めています。

下記の方は全額免除にありますので、これらの対象になる家には基本的に来ないでしょう。

公的扶助受給者
  • 市町村民税非課税の身体障害者
  • 市町村民税非課税の知的障害者
  • 市町村民税非課税の精神障害者
  • 社会福祉施設等入所者
  • 奨学金受給対象等の別住居の学生

 

オートロック付きマンション

オートロック付きマンションは絶対ではありませんが、やはり訪問頻度が必然的に低くなる傾向にあります。

ただしこれは、マンションの管理人さんの対応によって大きく左右されます。

管理人さんがしっかりと追い返して一切入るなと言う毅然とした態度を取ってくれれば、普通に入ることはできませんが、「NHKの未契約者がいて、法律で定められている契約を結ぶために面談する必要があります。それを邪魔すると、あなたは放送法の執行を妨害することになりますよ!」などと脅してくるのは常套手段なので、それに応じてしまう管理人さんは多いと思います。

それでも、オートロックなしのマンション、アパート、戸建てとの比較では訪問頻度は低くなるのは確かです。

もう一つの要素は、そのマンションの規模です。

世帯数が多い大規模マンションの場合、1Fのインターフォンの一ヶ所から、たくさんの世帯を呼び出せるので、効率が良いと判断するNHK集金人がいると考えられます。

このケースでは、訪問頻度が高くなる傾向があるでしょう。

 

NHKの集金人がくる家の特徴・条件

次は,NHKの集金人が来る家の特徴・条件を挙げてみようと思います。

家具家電付き賃貸住宅

家具家電付きの賃貸住宅は、NHKの美味しいターゲットになっています。

それはなぜかと言うと、入居してくる人の単身赴任率が高く、その場合必ず未契約者だからです。

※引越し元で、NHKと契約をしていたとしても、単身赴任だと未契約者になる。

かつテレビが設置してあることが明白なので契約させる確率が非常に高くなります。

NHK集金人の弱みはテレビがあるのに、ないと嘘をつかれたら契約させることはほぼ不可能だという点なのですが、家具家電付き賃貸物件の場合はこの弱点を最初から克服した状態で、交渉に挑めるというのは、非常に効率が良いわけです。

ですので、家具家電付き賃貸へ入った方は,NHKの集金人の訪問を覚悟しなけれなければなりません。

ただし、先に上げたNHKが来ない特徴・条件が複数該当する場合は、来ないかもしれませんので、これだけでは一概に言えないところもあります。

大学生・専門学校生が来る賃貸物件

大学生、専門学校生が多い賃貸住宅は、NHK集金人にとって美味しいターゲットです。

それはなぜかと言うと、実家から出てきてまだ世間を知らない1年生を落とすのは簡単だからです。

また、1人暮らしを始めるということは、未契約者であることが確実です。

NHKの集金人は、自分の担当エリアにあるどこどこのアパートは、〇〇大学の学生が多いなどの情報を把握しています。

こへの引越しをしてくる人がいるという情報を掴むと、新入の学生である可能性があるため真っ先に来ます。

人生勉強の始まりですねこれは。

NHKは集金人にとって、世間をまだ知らない若年層と、衰えている高齢者は簡単に落とせる美味しい獲物なので、最優先ターゲットになる訳です。

NHK集金人は弱者マーケティングの達人です。

引越しをしたばかりのタイミング

これは家という観点からはずれますが、NHKとの受信契約をしていない状態で引越しをした場合、高い確率で引越しをした日から、すぐまたは1週間程度でNHK集金人が訪問してきます。

これは、NHKは引っ越し業者、郵便局の転送情報を入手しているため、自分の担当エリアに引っ越しをしてくる日と住所情報を把握しています。

※個人を特定出来る情報まではなく、あくまでいつどの住所に引っ越しをしてくる人がいるという情報までを掴んでいます。

NHKと未契約の状態で複数回引っ越しをした経験のあるかたなら、分かると思いますが、引っ越しをして日が立たないうちにNHK集金人が毎回くるという珍現象に遭遇したはずです。

来てしまったときの対応方法

NHK集金人がきてしまったときの対応方法について少しだけご紹介します。

まず、契約をしていいのならば、ネットで申し込みをするのがおすすめです。

NHKの受信契約をする場合、NHK集金人を通さない方が安全です。

なぜかと言うと、地上契約で申し込んだのに、勝手に高額な衛星契約にされていたという事件が実際に起こっているからです。

自分でネットから申し込めばこのような詐欺行為はできませんし、手書きで申込書に記入する手間もいりません。

ネット環境があるなら、NHK集金人経由で契約するメリットはなくデメリットとリスクしかありません。

ネット環境がない方に限りますが、わざわざ電話で申込書を取り寄せる手間が省けるという点はメリットと言えるでしょう。

NHKの集金人が来たら、「申込書を渡すことで、詐欺事件が起きていると聞いていますので、怖くできません、ネットで今日申し込みますから、結構です帰ってください。」言えば大抵の集金人は帰ります。

 

 

契約をしない場合の方法は、実はとても簡単です。

簡単に断り、2度と来ないようにする方法を次の記事でご紹介しておりますので、ご参照ください。

まとめ

このコラムは、私自身の体験、そして、ベンチャー企業の総務部にいたときにたくさん経験した間接的な体験と、推測を元に書きました。

NHKの集金人が来る家、来ない家はたしかにあると思いますが、実際に来てしまったときの対応お考えておくことをおすすめします。

このコラムを読んでくださったかたは、きっとNHKと受信契約をしたくない、契約をしてしまったけど受信料を払いたくない、または支払いを止めているという方が大半だと思います。

この観点で、何らかのヒントを見つけていただければ幸です。

NHKを解約する方法は次の記事をご参照ください。

 

NHK集金人が訪問してきたときの断り方、魔法の言葉については次の記事をご参照ください。

おすすめの記事