お年玉の正しいマナー、入れ方と折り方を解説

毎年お正月に渡している、お年玉ですが、それを渡すにあたっておの作法があるということをご存知でしようか?

私キアラはつい最近まで、全くなにも考えずただあるお金を、無造作にお札を折りたたみ、お年玉袋へ入れて渡していました。

 

そして最近になって、お年玉を渡すには色々なマナーとお作法があるというこを知りました。

このコラムでは、お年玉の正しい折り方と入れ方をご紹介致します。

お年玉のお札は新札(ピン札)を使う


結婚式などのご祝儀には「新札(ピン札)」を使うというのは、多くの方に知られていることです。

それは、新しい門出をお祝いするためのお金なので、それには新しいお札を入れるという意味で、新札を使います。

ご祝儀は「入学祝い」「出産祝い」「入社祝い」などの基本的に新しい門出をむかえたときに、そのお祝いの気持ちとお伝えすることと、現実面ではその門出では色々と出費がかさむのでそれを支援するという意味で、お渡しするものです。

新たなスタートを切るときには、しわしわの古いお札ではなく、新しいピーンとしたお札をお渡しするのが、縁起が良いと考えるわけです。

お年玉を渡す際は、なにも新しい門出でもなんでもないので、新札である必要性を殆どの方は感じないのです。

お年玉はお正月の「鏡開き」という神事から生まれた歴とした神道の行事の一つになります。

その由来は正月に家にいらっしゃる歳神様から、年少者が新年の魂を授かる意味で続いてきた慣習なのです。

新年の魂を授けてあげるという意味からして、古いお札ではなく新しいお札を授けてあげるのが良いのです。

尚、銀行は基本的に三が日は休みなので、新札は年内に準備しておくことが重要です。

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お年玉のお札の正しい折り方と入れ方

お札の折り方に正しい正しくないなんてあるの?

と思うかもしれませんが次の7つポイントを押さえた上でお折りましょう。

折り方と入れ方の6つのポイント

(1)お札を開いたときに、お札の表が見えるように折る
(2)可能な限り折り目が残らないように折る
(3)折る数は三つ折り
(4)三つ折りで向かって左側→右側の順で折る
(5)複数枚のお札は広げた状態で重ねてから折る
(6)お札の表側を、お年玉袋の表側になるように入れる
(7)硬貨は表側を、お年玉袋の表側になるように入れる

※お札は人物が描かれている面が表です
 硬貨は金額が(五百円、百円、十円、一円)と漢字で書かれている面が表です

言葉だけでは分かりづらいので次の動画を御覧ください。

折り方の解説動画(2分16秒)

 

まとめ


このコラムの内容を次にまとめます。

まとめ

お年玉のお札は新札(ピン札)を入れる
お年玉は新年の歳神様の魂を授かる神事である
お札は表を上にして三つ折りにして、お年玉袋へ入れる

お年玉は、神道の歴とした行事ですが、年が明けて気持ちを新たにし、今年も無病息災で幸せに過ごすことを願う行事であると言えますので、大事にしたいものです。

 

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