鏡餅の鏡開きの方法を解説!固くて割れないとき、真空パックのコツなど

お正月になると多くのご家庭では鏡餅を飾ります。

鏡餅が家の中に飾ってある風景は、お正月の風情が醸し出されますね。

 

そして、お正月が終わり1月8日を過ぎると、忙しくなり鏡開きをしなけらばと思いながらも、飾っっていた鏡餅がいつの間にか放置状態になってときが流れたしまうなんていう、ご家庭も多いのではないでしょうか。

これは、鏡餅の鏡開きの方法と、鏡開きの具体的なタイミングなどを知らなかいことによって起こる部分があると思います。

・コチコチに固まった餅をどうやって食べるの?
・真空パックの餅の開け方、食べ方は?
・鏡餅の食べ方のお作法はあるの?
・鏡開きは何日にするものなの?

などの、疑問を解消すると、自ずと具体的な行動につながると思います。

このコラムでは、これらの疑問の答えをご紹介致します。

 

そもそも鏡開きは何日にするの?


まずは、鏡開きは何日にするものなのでしょうか。

地域 松の内 鏡開き
関東 12月13日~1月7日 1月11日
関西 12月13日~1月15日 1月20日

尚、松の内とは正月飾りを飾る期間になります。

松の内の間は年神様が家にいらっしゃるので、鏡餅を食べるのは良くないとされています。

そして、その期間はなんと12月13日からなのです。

近年ではこのタイミングで正月飾りや鏡餅をお供えする方は少なくなりましたが、昔はこの時期から飾っていて、お正月気分になっていたというこになります。

決まっているわけでなですが、12月28日に飾り始めるのが良いとされています。

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鏡開きのやりかた


鏡開きの具体的なやりかたについてですが、要領は次になります。

鏡開きの手順

Step1 飾っている鏡餅を感謝の気持ちを込めて下げる
Step2 表面についたホコリ、カビを濡れたふきんなどできれいに落とす
Step3 木槌で「よいしょ~」と掛け声を掛けながら餅を割る
このとき、無病息災を願いながら割ります。

要注意なのは、これらの作業には包丁、カッターなどの刃物を使わないとういう点です。

鏡開きは武家から発祥しており、刃物は切腹を連想させるため、それを使わないで行うものなのです。

 

餅が固くで割れない場合


餅がが固くて割れない、逆にあまり固くないために叩いても割れない場合があります。

この場合は、餅を水に半日ほど漬けておき、それを容器に入れラップして電子レンジで温めると、柔らかくなります。

柔らかくなったら手で千切ります。

 

真空パックの鏡餅の場合


真空パックの鏡餅は、丸ごと樹脂のパックになっているタイプがあり、このタイプはパックを剥がし餅を取り出すのが結構難しいです。

↓のタイプの真空パック鏡餅

このタイプの鏡餅をパックから取り出には次のステップで行うと良いでしょう。

餅を取り出す手順

Step1 まず普通に手で剥がしてみる

Step2 手で剥がれなかったら、パックのまま熱湯に10分~15分漬ける

Step3 できれば手だけで、だめならカッターを使って切り目を入れて剥がす

Step4 スプーンなどで、パックから餅をすくい取る

※鏡餅は刃物を使うことは良くないとされていますが、とれない場合は妥協しましょう。

すくい出した後は、真空パックの場合水分が残っているため柔らい場合が多いです。

そのため、木槌で叩いても割れないので、先にご紹介した水に漬けてから電子レンジで温めで柔らかくする方法で千切りましょう。

その際、やけどしないようお餅は十分に冷めてから千切りましょう。

 

鏡餅のおすすめレシピ


鏡餅のおすすめレシピをご紹介致します。

鏡餅のおしるこ


なんといってもお餅はおしるこが美味しいですね。
時間を掛けずに手軽いできてしまうレシピをご紹介します。

材料

餅:3〜4枚
ゆで小豆缶詰:小1缶〈150g〉
水:150g缶詰と同量
塩:少々

作り方の手順

Step1 餅をトースターで焼く

Step2 ゆで小豆の缶詰を鍋に入れ、適量の水を加えて塩を振り、適温まで温める

Step3 お椀にあんと焼いたお餅を入れて出来上がり

この方法だと10分で美味しいおしるこの出来上がりです。

サツマイモのお餅


「さつまいものお餅」これは美味です。
焼き芋の美味しさにお持ちの、柔らかい食感が加味されてマイルドなテイストが堪能できます。
個人的には一押しです。

材料

サツマイモ:500g
餅:250g
砂糖
塩:少々
きな粉
黒ごま

 

作り方の手順

Step1 サツマイモは適当な大きさに切り、お湯で茹でる
Step2 さつまいもが柔らかくなったら、切ったお餅を入れて、お餅が柔らかくなるまで煮る

Step3 煮て柔なくなったさつまいもとお餅をザルで水切りをする

Step4 ボールに入れて、砂糖、塩を加えすりこ木を使って生地を作る

Step5 きな粉、砂、塩、黒ごまを混ぜ合わせてお好みの粉を作る

Step6 Step4の生地を好みの大記載にまるめて、粉を掛けて出来上がり

まとめ


鏡餅は、ちょっと油断すると、食べないまま2月に入ってしまったなんてことが起こるので、そうすると年神様が泣きます。

それと、大きな鏡餅の場合はカットせずに電子レンジに入れたりできない場合は、包丁で切る必要が出てくるでしょう。

刃物は使いたくはないですが、場合いよっては仕方がないでしょう。

 

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