寒川神社初詣の混雑状況と参拝時間、屋台の営業時間は?

寒川神社は初詣の参拝者数が50万人にも登る神奈川県でも人気の初詣スポットです。

イベントも盛大に行われ、大晦日には師走大祓式、除夜祭、元旦零時からは大太鼓を合図に、御神門に飾る「迎春ねぶた」が点灯され、本殿で新年初の八方除祭、元旦祈祷祭などか執り行われます。

今年一年を素晴らしい年にするには、とてもふさわしい神社だと思います。

 

このコラムでは、寒川神社の大晦日からお正月の参拝時間、混雑状況、屋台の有無・営業時間などのついての情報を、ご紹介致します。

寒川神社初詣基本データ


まず、寒川神社の基本データをご紹介します。

□宮山駅から寒川神社までの徒歩ルートマップ

 

寒川神社とは


寒川神社は、東京駅から神社到着まで1時間半、横浜駅からは1時間10分ほどのところにあります。
最寄りの宮山駅からは徒歩5分で着くことができ、立地的に便利なところにあります。

初詣にはおすすめしませんが、車でも圏央道寒川北ICから3分、厚木ICからは20分と、アクセスはかなり良いと言えます。

寒川神社の地は、夏至には丹沢の大山に日が沈み、冬至には箱根の神山に日が沈み、春分・秋分には富士山に日が沈む事(二至二分)から、全てが重なる神聖な地であると考えられたため、古来に建立されて以来数千年もの間、八方除けの神社として崇拝され続けています。

明確な創祀年は分からないのですが、日本総国風土記に「雄略天皇の時代に奉幣された」という記録が残っており、少なくとも1600年の歴史があると考えれれています。

八方除けとは、人と方位の関係(方位:東・西・南・北・北東・南東・北西・南西の八方位)から凶方位がもたらす災厄を事前に除く事をいい、厄除けのご利益で有名な神社です。
大晦日から、元旦にかけては、盛大なイベントが行われ、多くの参拝者が参加します。

 

大晦日~三が日の混雑状況とその回避方法


寒川神社の初詣は、かなり混みます。
三が日の参拝者数が50万にもなり、神奈川県では川崎大師に次ぐ2位の参拝者数になるのです。

日時別混雑状況は次になります。

日時別混雑状況

1月1日 0:00~2:30 激混み
1月1日 2:30~7:00 混雑
1月1日 7:00~19:00 激混み
1月2日 9:00~15:00 混雑
1月2日 20:00~22:00 激混み
1月3日 混雑

寒川神社の混雑は、イベントに紐ついて混雑がピークを迎えます。

つまり、除夜祭、「迎春ねぶたの点灯」などのイベントが非常に人気があることを示しています。

 

イベント


寒川神社では、毎年恒例の盛大なイベントが開催されます。

元旦~8日までのイベント

【元旦】 0:00~ 祈祷祭・八方除祭
【元旦】6:00~ 歳旦祭
【2日】 20;00~ 追儺祭
【3日】21:00~ 元始祭
【8日】10:00~ 武佐弓祭
【元旦~2月3日】迎春ねぶた

□祈祷祭・八方除祭

祈祷祭・八方除祭は、新年の幕開けを告げる大太鼓を合図に斎行される行事で、その瞬間を見に大勢の方が参加します。

□歳旦祭
ご祭神である皇室国家の御安泰、氏子崇敬者の健勝、繁栄を祈念する祭典で、御本殿で実施した後、境内各末社でも斎行されるイベントです。

□追儺祭
すべての邪気災厄を祓い除く特殊神事・追儺神事が古式に則り斎行され、そのあと御神前に供えられた弓矢が災難除けのお守りとして参列者に頒布されます。
□元始祭
皇室の弥栄と国家国民の繁栄をお祈りする神事です。

□武佐弓祭
神職二名が交互に矢を三回射て、その当たり具合によりこの年の吉凶が占われるイベントで、寒川神社の名物行事になっています。

□迎春ねぶた
青森のねぶた飾りを、寒川神社の神門に飾り付けをし元旦零時に点灯をします。
この迎春ねぶたの神門をくぐると厄除になると言われており、2月3日まで飾られます。

屋台の営業時間


屋台は寒川神社の境内、周辺の参道に相当な数出店されます。

ここの屋台の特徴は、山盛りにしてくれるとことが多く、大食いの方にとっては嬉しいです。

営業時間目安は次になります。

営業時間(目安)

12月31日 23:00頃~
1月1日 0:00~19:00頃
1月2日 10:00~19:00頃

終了は毎年5日の場合が多いので、屋台が好きな方はその前に行きましょう。

おすすめのアクセス方法


初詣のアクセス方法、混雑状況についてご紹介致します。

□電車
電車の場合は、相模線「宮山駅」から徒歩で5分なので、混雑はしますが便利です。

□バス
バスで行く場合は「海老名駅」⇔「寒川神社」間を臨時便が運行しており、発車間隔は約1本/10分、乗車時間は40分ほどになります。

臨時バスは12月31日深夜から1月1日早朝まで終日運行しているので、元旦 零時開催の「祈祷祭・八方除祭」に参加したい方もバスで行くことができるのは便利です。

※乗車は海老名駅東口1番乗り場になります。
 寒川神社近隣が混雑するため、乗車時間が1~2時間になることもあります。

尚、最終便は16時になりますので、注意しましょう。

 

寒川神社初詣へ車で行く場合


寒川神社へ車で行く場合は、東名高速厚木ICで下りてから20分、圏央道寒川南ICからは3分の距離です。

□ルートマップ

約400台分の無料の駐車場が数か所に分散してあり、周辺にある公共施設の駐車場や、民間の臨時駐車場など無料・有料の駐車場が複数あります。

しかし、周辺に1日~3日の間に交通規制敷かれるので、大渋滞が発生しますので、車で行く場合はそれを覚悟する必要があります。

次は過去ものになりますが、ご参考までに交通規制マップを掲載します。
□交通規制マップ
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※画像転載元:寒川町商工会
平成30年のものなので、規制道路がこれと変わる可能性はあります。

ひどい場合だと、寒川神社500m近辺まで来た段階で全く動かなくなり3時間渋滞なんてこともあります。

混雑する時間帯に車で行くというのは、おすすめできません。

どうしても車で行く場合は、隣の駅の駐車場に駐めて、そこから電車で行くなどの方法がおすすめです。

1月2日以降の早朝・夜間の時間帯なら、無料駐車場に駐められる可能性はあります。

まとめ


内容をまとめると、次になります。

コラムのまとめ
□寒川神社は人気初詣スポットで参拝者は50万人にもなる。
□大晦日から正月にかけて、各種イベントがある。
□激混みする日時は

1月1日 0:00~2:30 激混み
1月1日 7:00~19:00 激混み
1月2日 20:00~22:00 激混み

□電車だと宮山駅から徒歩3分と近い、
□バスは大晦日の深夜から臨時便がある。
□車はげ激混み時は大渋滞にハマる。

寒川神社の初詣は、激混みだとしても、やはり元旦零時からの「祈祷祭・八方除祭」と「迎春ねぶた」点灯の瞬間をみたいですね。

 

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